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更新日:2025年6月19日
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防火扉の前にテーブルと椅子が設置されている状態は、火災発生の際に防火扉が閉まらないと判断できるのではないでしょうか。
以前から幾度となく、避難路の前を塞ぐ備品設置や防火シャッターの下に備品を設置している等、防災上の不具合をご指摘させていただき、その都度、再発防止策を公表されてきましたが、「官庁施設の施設管理者のための防災性機能確保ガイドブック」の「防災扉が閉まらない状態」に該当する行為ではないかと思われますので、以下の質問に一問一答で、安城市長のご見解をご回答いただきますようお願い申し上げます。
1:安城市長は、防火扉の前に椅子やテーブルが設置されていることは、不適切であるとお考えでしょうか。お答えください。
2:直接アンフォーレ課に指摘させていただいた不具合の中で、防火上の指摘を把握されましたら、何件あったかをご回答いただくと共に安城市長のご見解をお答えください。
3:再々にわたる不具合の指摘にもかかわらず、再発している原因をご回答ください。
4:これまでの防火シャッター上の備品配置は主にエントランス利用者による不具合ですが、今回の不具合は施設管理者の防火意識及び認知能力の不足によるものではないかと思います。
これまでの不具合は、エントランス利用者への周知が不足していた、との反省ですが、今回はエントランス利用者ではなく、施設管理者の責任です。この点の違いをどのように理解されているのかをご回答ください。
5:上記の4を踏まえた上で、不具合の再発防止策をご回答ください。
個別のご質問につきましては、以下のとおり回答させていただきます。
1:有事の際に、防火扉の稼働を妨げるものであり、適切ではないと考えます。
2:正確な件数は把握できませんが、これまでも防災上のご指摘を複数回いただいている旨を承知しております。利用者の皆様に対して、ご不安な思いをさせてしまい、大変申し訳ないと思っております。
3:これまでのご指摘を踏まえて、利用者が防火シャッター真下や点字ブロック上に備品等を設置しないよう、指定管理者が細心の注意をしてまいりました。
しかし、今回ご指摘の防火扉につきましては、指定管理者が注意を怠っており、利用者等が机や椅子を動かしたことに気づくことができず、利用者等へ指摘できなかったことや机や椅子を適切な位置へ移動しなかったことが原因と考えています。
4:当該スペースの管理者である指定管理者が、巡視の際に注視すべきものと考えています。また、アンフォーレ課職員や施設管理者であるPFI事業者においても、不適切な状況を早期に発見し、指定管理者に対して指摘すべきであったと考えています。
5:防火扉の稼働場所につきまして、巡視の際に必ず確認するよう、改めて指定管理者を指導してまいります。また、防火扉の稼働場所を分かりやすくするよう、印をつけるなどの対策を検討してまいります。
今回いただいたご意見を基に、今後もより快適な施設運営に努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
令和7年5月
アンフォーレ課/電話番号:0566-76-6111
※現在の制度・事業の内容と異なっている場合がありますのでご留意ください。
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