受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2015年10月8日
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私は市内の中学校に通う中学3年生です。私の学校では、秋の体育大会に向けた準備の中で、応援の踊りの練習にとても多くの時間を使っています。先日も、先生の指示で放課後に生徒全員が残り、2時間も応援の踊りを練習しました。
体育大会があることは中学校という施設の性質上仕方ないことかもしれません。また、体育大会が近いからと、多少の時間を練習に割くことは理解できます。しかし、放課後の練習等、勉強ではなく踊りに長い時間をかけるのはおかしくないでしょうか。特に3年生は受験勉強をする時期であり、踊りより勉強に時間をかけるべきです。
放課後の練習は希望者のみにする等、現状を改善するよう中学校に指示してください。
学校には様々な行事があり、日々の授業と同様に、それらの行事を通じて多くの学びがあると思います。自分にとって好きなことや興味のあることから学びがあるのは当然ですが、苦手なことや興味のないことからも、直接的な学びだけでなく、忍耐力や調整力等多くのことを学ぶことができます。
体育大会に向けた練習で考えれば、踊りの練習を通して、踊りそのものを習得すると同時に、クラスや学年・学校のみんなで一つのものを作り上げる中にも多くの学びがあるでしょう。また、普段の授業では学べない、貴重な経験ができる場になると思います。
いただいたご意見につきましては、中学校に伝えてまいりますが、義務教育最後の年である中学3年生の今、将来、社会人として生きていくうえで必要な力を総合的に身につけられると前向きにとらえ、様々な経験を積んでいただけたら幸いです。
平成27年9月
学校教育課
電話番号:0566-71-2254
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