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更新日:2025年6月16日
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図書情報館にはきれいでたくさんの蔵書があり、とても大好きな場所です。
ただ一点、リクエスト本に対して、感じていることをお伝えさせてください。
読みたい本をリクエストすると、受けられないと言われることが増えました。理由はQRコードで、本に必要な動画や資料などが見られる本だから選書基準から外れる、と言われました。最近の本は、QRコードで、本に関連した内容を提供しているものが多いです。各種SNSがきっかけで本を書かれている方も多く、そちらのSNSのリンクのQRコードになっています。なかなか読んでみたい本を読むことができずに困っています。
どうして、QRコードがついた本はだめなのでしょうか。
そもそも昔から、QRコードでなくともURLで同様のことをやっていた本はあるはずです。QRコードがついているだけで、認められない理由がわかりません。近隣の市(刈谷市)で同じ本をリクエストすると通ったこともよくあります。このままでは、せっかく良い図書館なのに、読めない本がある、新しい本は入らないという、偏った図書館になってしまうことを案じております。QRコードがだめな明確な理由を明らかにしていただくか、選書基準の見直しをお願いしたいです。
お問い合わせいただきましたQRコード付きの資料の収集につきましては、安城市図書館資料収集方針における「原則として収集しない資料」のうち、「ダウンロード式の付録及び付録等へアクセスするためのURL付き図書」と同様の扱いとしております。
URLやQRコードにアクセスしてファイルのダウンロードや、ウェブサイトの閲覧を前提とした図書は、出版後数か月から数年でダウンロード等が不可能になる場合が多くあります。安城市図書情報館では、資料を概ね5年以上にわたり長期保存し、現在だけでなく将来も利用できるように収集・管理しているため、これらの図書は収集方針の対象外としています。
今回、改めて収集方針に基づく選書基準の見直しについて検討いたしましたが、QRコード付き資料の取扱いについては上記の理由により現状のままとさせていただきますのでご理解くださいますようお願いいたします。
ただし、所蔵が少ない内容であり、URLやQRコードへのアクセスができなくても資料として成り立つものについては、収集をする場合もございます。また、他市の図書館に所蔵がある場合、そこから借り受けできる場合もございますので、その旨お問い合わせいただければと思います。
令和7年5月
アンフォーレ課/電話番号:0566-76-6111
※現在の制度・事業の内容と異なっている場合がありますのでご留意ください。
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