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更新日:2014年10月15日

小・中学校の司書について

要旨

読み聞かせのボランティアをしています。小学校に司書さんが来てくださるようになり、大変喜んでいます。壁に貼られた絵の作り直しや、子どもたちへの声掛け、本の紹介など子どもの読書欲をかきたてる役割を担っていただいています。

しかし、複数校の掛け持ちでは限界があります。蔵書の紛失が各校平均1割もあると司書さんから伺い、あまりの多さに驚いています。しっかりと管理していただくためにも、各校に1人ずつ専任の司書さんの配置をお願いします。

蔵書の紛失は盗みです。子どもにとっても大人にとってもそれを放任することは良くありません。ましてや教育の場(学校)において盗みを容認していては絶対に良くありません。どうか学校図書の一括管理を市で行ってください。思い入れのある本が、次々と無くなってしまうことがつらく、悲しくてたまりません。早急に対策をお願いします。

回答内容

学校司書は、現在市内の8中学校区に1名ずつ配置しています。1人あたり3校から4校の小・中学校を担当し、1校あたり週1日から2日勤務しています。読み聞かせや図書の整備をするボランティアがすでに活動していた学校もありますが、学校司書の導入で、図書整備の状況はさらに充実しています。学校の図書の購入は昨年度までは年2回でしたが、今年度からは購入時期を2か月に1回に変更したことで、その時期にあった話題の図書等を提供できるようになりました。さらに、授業でのレファレンスや図書だより等の広報活動、教員向けの情報提供等の専門性を生かした活動によって学習センターとしての機能も高まっています。今後は段階的に学校司書を増やし、1校1司書の配置に向けて検討していきたいと考えます。

次に、蔵書の紛失についてですが、今までは学校職員が処理していたため蔵書の廃棄処分等をする際、蔵書データの変更がうまくできていないケースや図書館の蔵書を学級文庫に移動しているケース等が蔵書紛失の原因の大部分を占めることが調査の結果から明らかとなりました。また、ご指摘いただいたように、児童生徒が借りた図書を返却せずに自分のものにしてしまっているようなケースもあろうかと思われます。現在は蔵書管理を学校司書や図書ボランティアの方に行っていただき、適切な蔵書管理に努めています。

図書等の公共物を大切にする道徳心の醸成こそが大切であると考えますので、学校教育全体で図書館教育と同様に心の教育も推進していきたいと考えます。

回答した月

平成26年9月

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