デンパークの指定管理者制度について

要旨

デンパークの指定管理者は、公益財団法人安城都市農業振興協会となっており、市から委託料として約3億3千万円の支払いがあります。市長が財団の理事長を兼ねており、委託契約は利益相反行為にならないのでしょうか？指定管理者制度は、市が行う業務を他に委託するものなので、市長がトップの財団に委託するのは矛盾が生じるように感じます。
また、財団は委託料として約2億円を支出しています。どのような契約なのか、公表されていないように見受けられますので、想像するしかありませんが、市から受託した事業をそのまま委託してはいないでしょうか？再委託であるならば、指定管理者制度を適性に利用しているとは言えず、公正性に欠けます。最終受託業者は造園業者等が金額的に多いと思われますが、入札でしょうか？それとも随意契約でしょうか？

回答内容

現在、産業文化公園デンパークの指定管理者は議会の議決を経て公益財団法人安城都市農業振興協会となっています。当協会の理事長は理事会の互選により決まりますが、現在は安城市長が担っています。
指定管理委託料についても、利益相反となる可能性があることを踏まえ、議会の議決を経て定められています。加えて、毎年度、事業計画と収支予算及び事業報告と決算を議会に報告し、適正な運営に努めています。なお、当協会の理事会においても同内容の報告を行っています。
再委託については、第三者に対する委託業務として清掃、警備、点検、イベント運営等があります。いずれも、デンパークを管理・運営するために必要な業務が専門化・広範囲化していることに鑑み、指定管理者のみ単独で業務を遂行することが困難な事業に対して認めています。
なお、指定管理者が再委託する際には、金額に応じて見積を徴収する業者数を定め、適正な価格及び運用となるよう基準を定めて行っております。

回答した月

令和6年3月

この内容についての問い合わせ先

農務課／電話番号：0566-71-2233
※現在の制度・事業の内容と異なっている場合がありますのでご留意ください。