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更新日:2019年1月4日

フッ素洗口の廃止について

要旨

現在、市内の小学校でフッ素洗口が実施されているそうですが、フッ素は体内に吸収された場合、将来、知能障害や認知症を発症するリスクがある物質であると聞きました。
行政はその事を承知の上で、児童にフッ素洗口をさせるかどうかの判断を個々の保護者に委ねているのでしょうか。本来は自治体がフッ素摂取の危険性を考慮し、その事を住民に充分に説明した上で、フッ素洗口の実施を見送るべきではないでしょうか。フッ素洗口の廃止を要望します。

回答内容

小学校でのフッ素洗口でフッ素の薬害性が指摘されていることは、本市でも把握しております。
教育委員会に確認したところ、フッ素洗口については、当初より専門家である安城市歯科医師会の意見を伺いながら、安全性に十分配慮して行うようにしているとのことです。一例として、誤飲しないようにブクブクうがいを事前に何度も練習してから行うようにしています。
本市におきましては、研磨技術を必要とせずにむし歯予防ができることから、有効かつ安全な方法として小学校へのフッ素洗口導入を進めてきました。また、必要な配慮を行いながらフッ素洗口を続けてきた結果、8年前の中学1年生のむし歯経験者が41.9%だったのに対して、現在の中学1年生のむし歯経験者は25.7%に減少しています。これは、小学校低学年からのフッ素洗口の取組が、教師、児童の歯に対する意識や行動の変容につながり、歯・口腔の健康の保持増進に役立ってきたのではないかと考えております。
教育委員会では、これまでも各学校に対し「フッ素」のもつ利害性についてお便りなどを通じて十分に保護者の方に説明し、ご理解をいただいた上でフッ素洗口を実施する必要があることや、希望制で行うことについて周知してまいりましたが、今後も十分な周知を行っていくとのことです。
このたびのご意見を真摯に受け止め、今後もフッ素洗口については、学校側の丁寧な説明と必要な配慮の下で、保護者の同意を得た児童のみに行うようにしていくとのことですので、ご理解くださいますようお願いいたします。

回答した月

平成30年12月

この内容についての問い合わせ先

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