受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2022年7月15日
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私は安城で生まれ育ち、現在は長野県で農業を営んでいますが、天竜川からくみ上げた用水なくしては田畑を維持することのできない土地です。
農業はどの地域、どの分野においても、労働に見合った報酬の得られることが難しいのが今の日本の現状です。それでも農業を続けているのは、それぞれが抱く使命感があるからです。自分たちがこの地域を守っている、人々に食を供給しているという気持ちです。
それは決して数字に出来るものではありません。
今回の断水によって、安城の農業は大きな損害を被ると予想されますが、どうかそれを損害額だけで判断せず、これから先もそれぞれの農家が誇りを持って安城の地を守って行けるよう、支援の手を惜しまないでください。
少しでも多くの農地が生き延びること、今年の秋には、みんなが揃って収穫の喜びを祝うことができるよう心から願っています。
この度は、明治用水頭首工における大規模漏水に伴う影響について、ご心配いただきありがとうございました。安城で生まれ育ち、長野県で農業を営んでおいでになるということから、農業への深い思いを感じるメッセージをいただきました。
今回の漏水に関する経緯や現在の私の思いについては、市公式ホームページ内にある「市長のどきどきブログ下学上達」5月23日号の中に掲載させていただいております。
改めて明治用水の重要性、先人たちの偉大さについて再認識するとともに、今回の漏水で多大なる影響を受けた農家の皆様への対応については、今後も安城市としてできる限りの支援を行うとともに、国や愛知県、明治用水土地改良区と流域の市町とも力を合わせて進めてまいります。
令和4年6月
農務課土地改良事業室/電話番号:0566-71-2236
※現在の制度・事業の内容と異なっている場合がありますのでご留意ください。
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