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更新日:2017年12月14日

健幸都市推進プロジェクトと自転車政策の位置付けについて

要旨

先日開催された「市長と語ろう あんトーク」で自転車政策について質問した者です。
今回メールを差し上げたのは、その時の回答で一つ気になったことがあったためです。
私は、健幸都市推進プロジェクトに期待を寄せているのですが、このプロジェクトは、市の健全な財政運営、安城市全体の活性化、市民生活の向上を図る上での総合的な政策であり、市のあらゆる政策の基本となるような存在であるとの認識でいました。クルマ依存から脱却し、自転車都市を目指すということもこのプロジェクトの一環であると理解していました。ですから現在着々と進められている南明治地区や桜井地区の市街地改造もその基本理念を取り入れ、クルマ優先ではなく、自転車が安全に走行できるような改造がされるものと思っていました。新しい街なら自動車道整備よりも自転車通行帯整備の方が、財政的にも負担が少なく比較的計画が容易に進むのではないかとも考えていました。しかし、なかなかそれが形になって現れてこないために質問に至ったものです。
警察を始め各機関との調整等計画通り事業が進まないのは理解できるのですが、都市整備部長が、自転車政策はどうしてもやらなければならない事業ではなく、やってもやらなくてもよい事業であり、予算的にも優先度は低いとの意味の話をされていました。でもこの考え方は健幸都市推進プロジェクトに反するのではないかと感じ、納得できませんでした。「健幸都市」を目指すなら計画通りには進まないまでも、自転車都市推進事業は、やってもやらなくてもよい事業ではなく、クルマに著しく依存した都市からの転換を図り「健幸都市」を推進するための重要な施策のはずです。市長が掲げる理念が市役所全体に浸透していないのではないか。「健幸都市」推進が単なるスローガンと捉えられていないか。自転車都市推進関連事業の進捗率が低いのもここに原因があるのではないかという疑念が湧いてきました。
「健幸都市」推進が今後も普遍的な施策として継続されることを切に願っている立場から、今一度健幸都市推進プロジェクトの位置付けを再確認したいと思いメールを送った次第です。

回答内容

ご意見いただきましたとおり、「健幸都市」実現に向けた自転車の利用推進事業に関しては、重要な施策と認識しております。
現在、エコサイクルシティ計画のもと、自転車で市内を周遊できるように自転車が走りやすい空間の整備を毎年進めております。自転車走行空間の整備は、道路拡幅等により実施していくことが好ましいのですが、家屋の移転やそれに伴う費用など様々な課題があります。そのため、現状の道路幅のまま、幅員構成を変えて整備を進めることにより、早期の整備完了を目指しております。また、現在土地区画整理事業を行っている、南明治、桜井どちらの地区においても、自転車走行空間を考慮した道路整備を行っています。
なお、「市長と語ろう あんトーク」での都市整備部長の発言は、財政の厳しい折、予算の確保ができず、事業が進捗しないことを憂慮したものであり、決してやらなくてもいいという趣旨のものではありません。
今後も「健幸都市」実現に向けて様々な自転車施策を進めてまいります。

回答した月

平成29年11月

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