受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2013年11月7日
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私は小学生で、昼頃になると教室がすごく暑いです。
扇風機はついていますが、あまり涼しくなく、教科書やノートのページがめくれてしまいます。
暑さが原因で、鼻血を出してしまう子もいます。
特に辛いのは体育館です。私の学校では全校朝会を体育館でしますが、熱中症で倒れる子がいます。
体育館だけでもつけてもらえないでしょうか。
もしエアコンがついたとして、毎日つけるのではなく、例えば32度を超えたら最初の10分だけつけるというのはどうでしょう。
教室にエアコンがつくのはまだ先だと思いますが、考えてみてください。
昨年度から市内すべての小・中学校の普通教室の天井に、各4台の扇風機を取り付けました。そのときに、各教室にエアコンを取り付けることも十分話し合いました。しかし、扇風機の取り付けに約1億6000万円ほどかかるのがエアコンでは10倍くらいになってしまうこと、夏の暑さが厳しい夏休み中は学校にいないこと、すでにストーブは設置してあり実際にエアコンを使う時期がそれほど長くないということから、エアコンの設置はしませんでした。
次に体育館にエアコンを設置するという提案ですが、教室以上に費用がかかるほか、現在の体育館がエアコンに対応できるつくりにはなっておらず、エアコンが効くまでに時間がかかること、集会や体育の授業などで使うものの、教室よりも使用する時間が少ないことから、体育館にエアコンを設置することは考えていません。
これまで、保健室やコンピュータ室、図書室などの特別教室にはエアコンを設置し、体調がすぐれない子への対応や、コンピュータなどで熱が発生する部屋への対応、本などを傷めずに学習を進められる対応をしています。
また、安城市は「環境首都(環境の面で日本の中心都市)」をめざして長年取り組んでいます。エネルギーの利用では、安城市役所のエアコンの設定温度を高くした上で、「緑のカーテン」などの自然の力を利用して建物内の室温を下げるなどの努力をし、省エネルギーにも努めています。(今年度は耐震工事で実施できませんでした)
こうした取り組みは各学校にも広がっていて、中には学級ごとに緑のカーテンの成長度合いを比べ合い、上手に日陰をつくって快適にしようと努力している学校もあります。扇風機などの設置だけでなく、各学校での工夫のもとでの暑さ対策なども話し合っていただけたらうれしいです。ぜひ児童会や進学予定の中学校の生徒会などでこうした取り組みをしてみてください。
平成25年8月
教育委員会総務課
電話番号:0566-71-2253
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