受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2019年4月10日
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小学生の子を持つ保護者です。昨今、PTAの自動入会、役員の強制の問題が各種メディアでも取り上げられていますが、今現在をもっても十分周知徹底されておりません。
PTAは公の支配に属さない社会教育関係団体であるがゆえ、各自治体からの指導はこれまでされていませんでしたが、ここ数年でいくつかの先進的な自治体、及び、PTA連合会等では適正なPTA運営の手引きという形で指導を進めてきています。
つきましては、下記3つの質問への回答を求めます。
1.PTAは入退会自由な任意団体との認識があるか。
そうであるならば、これまでの方法においては周知が十分されていない現状を踏まえたうえで、どのような手段で周知を徹底するのが良いと考えるか。
2.加入の強制、役員割当の強制(各種方法による事実上の強制を含む)等の行為が、いくつかの地域等で行われているという事の認識はあるか。
3.非加入家庭への差別、及び、活動の強制等による人権侵害が多発している状況において、市としては働きかけをせずにこのまま放置しておく方針か。
各校のPTAは任意加入により組織される団体であることは明らかです。
教育委員会に確認しましたところ、本市におきましても、市内各校のPTAで組織される安城市小中学校PTA連絡協議会が「PTAの手引き」を各校へ毎年データ配信し、各校PTAの運営等が適切に行われるよう会議等でも呼びかけているとのことでした。各学校において任意加入の団体であることの説明や加入の意思確認が行われており、加入されない事例もあるとのことです。役員の人選は、学校により選出方法が異なるようですが、いずれも適任者に時間をかけて説明・依頼がなされているようです。
加入や役員割当の強制の認識の有無につきましては、そのように受け取られる懸念はございますが、強制しているという認識はないとのことです。
非加入家庭への差別や活動の強制は、本来のPTAの趣旨が誤って理解されることにより発生するものと思われます。これらのことは、各PTAが会員へ説明するとともに、より魅力的な活動を工夫していく必要があると思われます。安城市小中学校PTA連絡協議会を通じて徹底を図っていくのことです。
平成31年3月
生涯学習課/電話番号:0566-76-1515
※現在の制度・事業の内容と異なっている場合がありますのでご留意ください。
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