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更新日:2021年4月21日

保育園の3歳未満児の利用期限ルールについて

要旨

現在、安城市の保育園の3歳未満児の利用期限については、保育が必要と認められる範囲内で、2歳児の年度末が期限となる制度になっています。
新しく入園する保育園へ子供自身の環境適応や園指定の準備物の購入などを進めたにもかかわらず、再度書類手続を行い、結果によっては3歳児クラスへの進級時に転園する可能性がある(結果が判るまで不安が残る)という今の制度は、子供・保護者・保育園側にも負担が大きいと考えます。
特に幼少期の生活に密接に関わる保育園だからこそ、なるべく長い間同じ場所で過ごせたら嬉しく思います。
低年齢クラスからの持ち上がりは基本そのまま認める等のルール変更をすることで、保護者の負担減だけでなく、市役所の事務手続きも一定数削減になるのではと思います。
次年度以降の制度見直しのご検討をお願いします。変更が難しいようでしたら、今の制度は何を目的としたものなのか、説明してください。

回答内容

3歳児進級時再調整は、平成31年4月以降の入園児童を対象に令和2年4月から開始した制度です。この制度を始めた理由については、二点ございます。一点目は、低年齢児の受け入れ枠の確保、二点目は、保育の必要度に応じた在籍の公平性の確保です。
一点目についてですが、待機児童の解消と低年齢児保育ニーズの増加に対応するため、錦保育園、作野保育園の低年齢児の受け入れ人数を拡大した結果、2歳児の定員が3歳児の定員を上回ることとなり、3歳児進級時に再度利用調整をする必要が生じました。
二点目について、制度開始前は入園時に保育の必要度が高かった方が、ひとたび入園すれば、入園後に必要度が低くなった場合でも卒園まで在園することができました。このことは、安定した保育環境を確保する利点がある一方、遅れて入園を希望される方は、保育の必要度が高くても希望の園には入園できないという不公平も生じていました。
以上のことから、低年齢児のみを対象とする園を卒園する方も合わせて、3歳児進級時に再度利用調整を行うことが、保育の必要度に応じた公平な入園及び在籍の実現と、一人でも多くの方の保育需要を満たすために必要な制度であると考えております。また、この制度によって、兄弟姉妹が別々の園に通っている子どもも同じ園に通える機会となったり、自宅から遠い園に通っている子どもも改めて自宅から近い園に通える機会にもなったりもします。
保護者の方に対しご負担をおかけし申し訳ございませんが、ご理解くださいますようお願いします。

回答した月

令和3年3月

この内容についての問い合わせ先

保育課/電話番号:0566-71-2228
※現在の制度・事業の内容と異なっている場合がありますのでご留意ください。

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