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更新日:2025年9月30日

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藤の会(8月23日)

sawakai0823

内容

会のみなさんから

・平成26年に発足し、11年目になります。勤務先を退職し、職場とも疎遠になり、話し相手が少なくなってしまうことを懸念した当時の町内有志が、男性サロンとして立ち上げました。この地域の生活の安全、発展に寄与しようという大きな目標の下、毎月1回の開催。会員は18人で、毎月テーマを決め、講話を聴いたり、校外学習に出かけたり、食事をしたり、わいわいがやがやと楽しく過ごしています。

・退職して65歳から町内会と繋がりを持つようになり、藤の会に入会したのを機に、地元に友達ができ、楽しく過ごせています。普段から地元の人と繋がりがあると、有事の際に本当に心強いと感じています。

・町内では孤独死が問題になっています。以前は、希望者へ無料でヤクルトを配達する高齢者見守り活動がありました。そのおかげで、特に一人暮らしの高齢者の異変に、いち早く気付くことができました。しかし、現在はヤクルトの配達が廃止になり、コロナもあり、孤独死が増加しています。

・この地域も昔と比べて会社勤めの人が増え、農業に従事する人が減少しています。耕作放棄地が増加し、管理が行き届かず、雑草が道路まで伸びて通行の妨げになったり、たぬきが住み着いたりして困っています。

市長から

・本市も数字の上では超高齢社会に突入しており、お年寄りの一人暮らしや高齢者だけの世帯が増えています。特にコロナ後は、人と人との繋がり、絆が薄れて、コミュニティは大きな打撃を受けていますが、城ケ入町はコミュニティのしっかりした地区だと理解しています。それでも、孤独死が発生してしまったことは非常に残念なことです。市では高齢者の見守り体制を強化するため、新聞配達や郵便局との包括連携協定を結んでいますが、全ての状況を把握するのは難しい現実があります。引き続き孤独死を防ぐために、行政としての取組みを進めてまいります。一方で地元コミュニティの重要性も強調されています。藤の会の皆さんが普段から顔の見えるお付き合いをしておられることは、非常に心強いことだと思います。こうした取組みがもっと地域全体に広がり、普段から特に高齢者世帯のお宅へ、頻繁に顔を覗かせていただくような繋がりが広がっていくといいなと思っております。

・本市は農業によって発展したまちなので、今でも農業がしっかりと残り、盛んなことが安城の魅力だと思っています。農・工・商業のバランスのとれたまちとして、今後も農地・農業を守っていきたいと思っています。

お問い合わせ

企画部秘書課広報広聴係

電話番号:0566-71-2202

ファクス番号:0566-76-1112