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更新日:2025年8月28日

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ぶなの木会「ふれあいの場」(7月24日)

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内容

会のみなさんから

  • ぶなの木会は、障害を持つ当事者の社会復帰や自立をしてほしいという思いがあり、そういう活動をしています。各自治体に家族会があり、いろいろ連携をとっています。家族会(ぶなの木会)が社会福祉法人を作り、B型作業所や、たまり場、相談支援等を行っていますが、どこも高齢化のために随分と苦労をしている様子です。定例会は毎月行っており、交流会は不定期開催。カラオケや、お喋り会で楽しみながら情報収集をし、また、ふれあい広場で草履や手芸品等を皆で一緒に作り、バザー等で売って活動費用としています。パンフレットを作成し配布することで、家族会への案内としたり、また電話相談を受け付けています。
  • 愛知県全体の精神障がい者家族会連合で音頭を取り、外部とのつながりや、講演会、学習会等を開催したりしています。まずは病のことを知ってもらうのが重要であり、知ってもらう事で不安が和らいだり、対応が変わったりするものです。
  • 昔、作業所というものは安城市にはなく、罹患した家族の主治医からは保健所へ行って相談することを提案されました。保健所に行ってみると、精神に疾患のある人の家族が集まって情報交換をする家族教室というものがあり、それがきっかけで安城での精神障がい者の会を立ち上げることになり、大変な苦労の末に30年前、「ぶなの木会」ができました。平成16年には法人格も取得しています。
  • 今後は会員を増やしたい。メンバーは年々減り続けているのが現状です。会員を増やすために様々なアプローチをしたいですが、どうしても今の時代、個人情報の取扱いについてがネックになってきます。できればそのような家庭に対して直接呼びかけをしたいと思っています。

市長から

  • 精神障がい者のご家族をもつご家庭に対し、直接呼びかけることができれば効率も良いことは十分にわかります。ただ、やはり行政側から個人情報の提供というのはできません。現在、町内会や老人クラブをはじめ、どこの団体についても同じで、会員集めに苦慮しています。
  • よって、難しいとは思いますが、個人情報を使わないような他の手段で皆さんの活動というものを知っていただくのが一番いいと思います。例えば地区公民館や町内会の掲示板への掲示や、広報にそういう記事を載せさせていただく等。
  • 現在、子ども会や青年団についても人が集まらず、消滅してしまうところもあります。このような状況の中で、地域の結びつきや、絆、コミュニティの力が弱まってしまっています。やはり人というものは、つながりあって助け合って生きていけるものだと思います。自分ひとりで生きてゆける、という方が多くみられますが、何か(災害等)あったときに人間ひとりでは、いざというときには何もできない、ということがあると思います。よって本当に、共通の関心あるいは悩み事を持っている人たちが集まり、団結するというのは素晴らしいことであり、ぜひまとまりを強くしてもらいたいと思っています。

お問い合わせ

企画部秘書課広報広聴係

電話番号:0566-71-2202

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