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ホーム > 市長のページ > 令和6年度開催の様子 > 安城市民間(保育園・こども園)園長会(11月21日)
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更新日:2024年11月22日
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・園長会は月1回程度集まり、保育に関する情報共有、研修会、市の保育課に協力してただき、就職説明会等を行っています。
・私立保育園の特徴は、自園調理で給食・おやつを提供していることです。地元の農家や商店から食材を仕入れており、地域の活性化にも貢献しています。安全に配慮した食材を選び、栄養バランスも考えています。給食室が近いため、職員との交流ができたり、作っているところを間近で見たりすることができるため、子ども達にとって食育の一つでもあります。
・市内の公園でゴミゼロ運動を行っています。ゴミ拾いをすることが環境活動・地域貢献にも繋がり、子ども達はマナーや人の役に立つこと、環境のこと等を考えたり学んだりしています。また、老人ホームを慰問して、お年寄りとの交流の機会を作っています。その他、地域のお祭りやイベントで、和太鼓や体操等、日頃の成果を披露しています。このように各園がそれぞれの特色を持って地域と一緒に子育てをしながら、保育園・こども園を運営しています。
・保育職は魅力的ですが、保育士を目指す生徒が減ってきているため、いろいろな取組みを行っています。例えば、小・中・高の体験学習を通じて保育士の魅力をアピールしています。保育士が各学校へ出向き、保育士の仕事の話をしたり、子どもとの関わりを体験してもらったりしています。
・最近では、子どもの育ちに困り感を抱え、相談に訪れる保護者が増えています。子どもを個別に対応するケースが非常に増えているため、1人1人に向き合いながら子ども達の支援をしています。子ども達が将来自立して生活していけるようにするためには、幼少期が非常に大切な愛情形成の時期であると思っています。
・第2子以降低年齢児保育料無償化や、育休退園の解消に向けた取組みについて、保護者から喜びの声をいただいています。本当にありがとうございます。
・給食の自園調理はとてもよい取組みだと思います。安全でバランスのとれた食事を提供するということは最優先だと思います。地産地消にも繋がっていてよいことですね。
・小さい頃からゴミ拾いのような体験をして、環境や社会の大切さを学ばせたり、地域との繋がりを持ったりするということは素晴らしいことだと思います。また、これからは世代を超えた繋がり、絆が求められるようになると思います。今後も地域のお年寄り達に声を掛けていろいろなことに協力していただくのもよいことですね。
・保育士を目指す生徒の減少は、少子化以上の減り方だと思います。その減少を止めるためには、保育士の仕事はこんなに素晴らしくて、魅力的な楽しい仕事ですよという、仕事に対する喜びを、生の声で届けることが大切だと思います。
・子ども達を将来社会に送り出し、自立して生活できるようにするためには、やはり最低限私達が手を携えることだと思います。近年特別支援クラスに通う子ども達がどんどん増えているのは大きな課題であるといえます。保育の実情を聞かせていただき、市として少しでも支援ができればと考えています。
・若い人達が自分の将来を展望できる、明るい未来が見えるということはとても大事だと思います。その中で私達が取り組めることは子育てに関する負担を少しでも減らしてあげることだと思い、第2子以降低年齢児保育料無償化や小中学校給食費無償化を行ってきました。
・安城市は子育てしやすいまちと評価をしていただけるよう、これからもがんばっていきたいと思います。私立・公立お互いのよいところを取り入れ力を合わせて、子ども達のためにご尽力・ご協力いただけければと思います。