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ホーム > 市長のページ > 令和6年度開催の様子 > 愛知県農村生活アドバイザー安城地区(6月20日)
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更新日:2025年7月4日
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・農村生活アドバイザーは、産業として魅力のある農業を確立するとともに、住みやすい農村社会を実現するために活動する女性農業者の団体です。現在8人で活動しています。主な活動内容は、第4土曜日に行っている「まちなか産直市」と各種イベント等で上映している食育に関する紙芝居です。
・まちなか産直市は午前9時の開店30分前には大行列ができるほどの人気です。ほとんどが常連さんですが、市からSNSで宣伝してくださったおかげで、若い方々にも来ていただけるようになり、大変嬉しいです。また、直接消費者と交流でき、「美味しかったよ」の一言が嬉しく、もっと良いものを作りたいと励みになっています。ただ、現役だけでは人手が足りないので、OGにも手伝ってもらっています。
・幼稚園等での食育紙芝居の上演は、準備がとても大変ですが、園児の笑顔からパワーをたくさんもらって、仕事もアドバイザー活動も、益々頑張ろうという気持ちになります。
・本市は「日本デンマーク」と呼ばれた時代があり、やはり100年先も農業の先進地だと全国から認められるそんなまちにしていきたいです。先日、「でんまるしぇ」がオープンしましたが、生産者と消費者を繋ぐ交流の場所が増えることは、農業の発展に非常に有効だと思います。
・後継者探しは、ありとあらゆるコミュニティで苦労されています。やはり農業が、若い人から見て、魅力的で「やってみたい」と思ってもらえることが大事だと思います。そのために、みなさんの食育紙芝居の活動は、幼少期から食育に触れ、農業の素晴らしさを知り、興味を持つきっかけになり、後継者の育成にも繋がっていくと思います。
・若い人に農家は稼げる職業だと示すために、農作物の高付加価値化が必要で、ストーリー性が大事だと思います。例えば生産者が大切にしていることや、農作物が作られるまでのエピソード等が発信できると、それが非常に価値を生む時代だと思いますので、そういったところをどんどん消費者に語り、伝えてください。
・スマホが全盛の時代でも、紙芝居は時代を超えて子ども達に喜ばれます。引き続き農業の素晴らしさを伝えていただき、農業の世界での女性の活躍の場を確立していただきたいと思います。