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明けましておめでとうございます。
旧年中は、安城市政に対しまして、格別のご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございました。
昨年は、元日に能登半島地震が発生し、8月8日には南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて発表される等、震災への備えを再認識させられる1年でした。本市は、大きな地震や風水害に見舞われることなく、平穏に過ごせましたが、特に地震は日時を選ばず襲ってきます。正月は、家族が揃うご家庭が多いと思いますので、この機会に、いざという時の行動を話し合っておいてはいかがでしょうか。
さて、わが国では、少子化が急速に進む中、若い世代が将来に希望を持つことができ、安心して結婚し、子どもを産み育てていける社会の構築が急がれています。
本市では、この課題に対処するため、令和6年4月にスタートさせた第9次安城市総合計画の目指す都市像を「ともに育み、未来をつくる しあわせ共創都市 安城」とし、明るい未来への種まきをしてまいります。
この春には、「三井ショッピングパークららぽーと安城」がオープンし、令和8年には第20回アジア競技大会が本市でも開催される予定です。さらに、令和10年には、5千人収容の三河安城交流拠点・アリーナが誕生する予定です。これらを起爆剤として、産業振興と都市基盤整備を力強く推進して地域経済を活性化させるとともに、交流を通じて人々の絆という地域力を高めることで、市民の皆様が経済的に安定した生活を、心にゆとりのある生活を送ることができるよう、総合計画に位置付けた施策を積極的に取り組み続けます。
そして、「安城こどもBOOSTERS(ブースターズ)」を合言葉に、子どもを、子育て世代を、地域全体で応援することで、市民の豊かな暮らしと地域の未来を支える確かな力を蓄え、安全安心で誰もが住みたくなる魅力あるまちを、市民・事業者・諸団体の皆様と協働で創り上げてまいりたいと思います。
令和7年が良き1年となりますように、そして安城市民の皆様のますますのご健勝とご多幸を祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
【安城農林高等学校制作の正月飾り(市役所北庁舎玄関)】