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猛暑続きだった今年の夏も終わり、スポーツの秋を迎えました。
今年度前半には、本市ゆかりのアスリートたちの活躍にまつわる話題が数多くありましたので、振り返ってみたいと思います。
パリオリンピックでは、メダル獲得には及ばなかったものの、バスケットボールの【吉田亜沙美選手】ハンドボールの【渡部仁選手】が出場しました。
大相撲では、本市に名古屋場所の宿舎を構える二所ノ関部屋【大の里関】が夏場所にて初優勝し、同じく二所ノ関部屋【白熊関】も名古屋場所で十両優勝を果たしました。さらに、大の里関は秋場所で、新入幕から5場所連続三賞獲得となる、2度目の優勝!そして、初土俵から9場所、昭和以降最も早い記録で大関昇進を決めるという快挙を達成されました!伝達式での口上にあったように「唯一無二」の力士として、益々飛躍されることを期待いたします。
【左:大の里関】
また、子ども達の挑戦や活躍もたくさん聞いています。全国高校野球選手権大会へ愛知代表として出場した中京大中京高校は、杉浦正悦主将はじめ3人の安城出身選手が躍動されました。その他にも多くの種目で、小中学生世代のスポーツ選手・チームが、全国レベルの大会に出場し、活躍していることは何より嬉しく思っています。
ところで、中学校では、安城市スポーツ協会はじめ関係者各位のご協力により、部活動の地域移行が進められています。中学生たちにとっては、種目の選択肢が広がり、スポーツ経験の多様化が図られるメリットがあります。他にもいろんな機会を通じて、子ども達がスポーツに関心を持ち、スポーツを好きになるように、市としても精一杯応援していきます。
そんな中、昨年度本市が「スポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰2023」を授与されたことは、大きな励みとなりました。
【表彰式の様子】
受賞理由の一つになった、「スポーツを活用したまちづくり」の一環として本市では、ハイレベルな競技を間近で観戦できるよう、地元企業チームの応援や、全日本大学女子ソフトボール選手権大会の開催支援等を行っています。東京オリンピックでは銅メダルを獲得したカナダ女子ソフトボール代表チームの事前合宿地となったほか、2026年開催の第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)ではソフトボールと近代五種の2競技の開催が予定されています。さらには、バスケットボールB1リーグに所属するシーホース三河のホームアリーナ建設も準備が進行中です。
【左:石井講祐選手 右:ザック・オーガスト選手】
皆さんが、日ごろからスポーツに親しみ、取り組みやすい環境づくりをしていくことで、近い将来、本市から、オリンピック連覇を果たした谷本歩実さんに続くトップアスリートが誕生することを夢見つつ、スポーツ競技人口の更なる底上げを図ります。子ども達だけでなく、多くの市民がライフステージに応じたスポーツを楽しめる、機会と場の提供に努めてまいります。
さあ皆さん、スポーツでいい汗を流しましょう。