受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
ページID : 30037
更新日:2026年5月15日
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安城市では、地震や風水害などの自然災害が発生する恐れのある場合や、実際に発生してしまった場合に、緊急の生活場所として避難所を開設します。避難所は被災した人が生活するために必要な場所ですが、避難所に行くことだけが避難ではありません。
自宅の安全が確認できれば、住み慣れた家で生活を続ける「在宅避難」という選択肢があります。いざという時のために、在宅避難について正しく理解し、事前に家族で話し合い、備えを始めましょう。
※避難所を開設する条件は、安城市地域防災計画資料編3-28から3-30をご確認ください。

在宅避難とは、災害発生後、避難所には行かず、自宅で避難生活を送ることです。過去の災害においても、家屋の倒壊や浸水などの被害を免れた多くの人々が、在宅避難を選択しています。
ただし、在宅避難は、電気・ガス・水道・通信といったライフラインが止まることを想定し、十分な備えと、安全を確保するための知識があって初めて成り立つものです。
在宅避難には、避難所の集団生活では得られない多くのメリットがあります。
住み慣れた環境で、ストレスなく過ごせる
普段と同じ空間で過ごせるため、精神的な負担が少なくて済みます。
睡眠や食事のリズムを保ちやすく、心身の健康を維持しやすくなります。
プライバシーを確保できる
自宅のため、着替えや授乳、就寝時なども周囲の目を気にする必要がありません。
避難所で起こりがちな、過密状態からくるストレスを避けられます。
感染症のリスクを減らせる
避難所のような密集した環境ではないため、インフルエンザなどの感染症が拡大するリスクを低減できます。
自宅の備蓄を有効に活用できる
日頃から備えている食料、水、常備薬、防災グッズをすぐに、自分のペースで使えます。
子どもや高齢者、ペットの負担が少ない
環境の変化に敏感な子ども、高齢者、障がいのある方、そしてペットにとって、住み慣れた家で過ごせることは大きな安心につながります。
避難所の負担を軽減し、地域防災に貢献できる
在宅避難が可能な人が自宅に留まることで、本当に支援が必要な人(家が損壊した方など)が避難所を利用しやすくなります。これは、地域全体の防災力を高めることにも繋がります。
在宅避難は、安全が確保されていることが大前提です。以下の点に注意してください。
建物の安全を確認する
在宅避難ができるのは「建物に大きな損傷がない」場合のみです。壁のひび割れや傾きなどがないか、慎重に確認しましょう。また、津波や土砂災害、浸水の危険がないエリアであることも重要です。在宅避難をするには、自身と家族が無事で自宅が安全であることが第一です。地震が起こっても、家屋や家具の下敷きになってけがをすることのないように、住宅の耐震改修や家具の転倒防止を実施しておきましょう。
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余震や二次災害に警戒する
大きな地震の後は、余震で家具が倒れたり、物が落下したりする危険があります。室内の危険なものを片付け、安全なスペースを確保しましょう。また、通電火災を防ぐため、家を離れる際はブレーカーを落とすことを習慣にしましょう。
自ら積極的に情報を入手する
災害時は、市のウェブサイト、防災アプリ、LINE、防災ラジオなど、複数の手段を使って、自ら避難情報やライフラインの復旧状況などを確認する必要があります。事前にアプリをダウンロードしたり、使い方を確認しておきましょう。
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車中泊は慎重に判断する
プライバシーを確保できる一方、車中泊はエコノミークラス症候群など、健康上のリスクを伴います。やむを得ず車中泊を行う場合は、定期的に水分補給やストレッチを行うなどの対策が必要です。
ライフラインが止まってもしなやかに生活を乗り切るため、以下の準備を進めましょう。
飲料水は「1人1日3リットル」を目安に、最低3日分(推奨7日分)を備蓄しましょう。また、トイレや体を拭くために使う「生活用水」として、お風呂の残り湯をためておく、ポリタンクを用意するなどの工夫も有効です。
普段から食べているレトルト食品や缶詰、乾麺などを少し多めに買い置きし、消費しながら補充する「ローリングストック」を実践しましょう。特別な非常食よりも、食べ慣れた味が災害時の心と体を支えます。最低3日分(推奨7日分)が目安です。
断水時に最も困るのがトイレです。トイレを我慢すると健康を損なう原因にもなります。必ず携帯トイレ(凝固剤タイプ)を「1人1日5回×7日分×家族の人数」を目安に準備しましょう。
停電に備え、LEDランタンや懐中電灯、モバイルバッテリーを準備しましょう。調理や湯沸かし、暖をとるために、カセットコンロとガスボンベも必須アイテムです。ボンベは1週間に10本程度あると安心です。
お風呂に入れない状況を想定し、からだ拭きシート、ドライシャンプー、ウェットティッシュ、消毒用アルコールなどを準備しておきましょう。清潔を保つことは、感染症予防だけでなく、心の健康にも繋がります。
災害時の混乱に乗じた空き巣などの犯罪に注意が必要です。在宅避難中でも、外出時や就寝時は必ず施錠しましょう。支援を名乗る不審な訪問者には、身分証明書の提示を求めるなど、慎重に対応してください。
水、食料、トイレ、燃料などを自宅に備蓄しておきましょう。1週間分の飲料水・食料に加え、カセットコンロやカセットボンベ等も備蓄しておくことが望ましいとされています。また、地震により水道・下水道設備が損傷して水を流せなくなると、トイレが使えなくなります。そんな時に困らないように携帯トイレも1週間分準備しておきましょう。