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更新日:2024年4月2日

安城市地震ハザードマップ

安城市地震ハザードマップについて

 ハザードマップの紙面(令和6年3月第6版更新)

 表面(PDF:4,739KB)

 裏面(PDF:4,512KB)

 

ハザードマップで想定している地震

南海トラフの巨大地震(理論上最大想定モデル)

南海トラフの巨大地震(過去地震最大モデル)

  • それぞれの被害想定の詳細はこちら

ハザードマップの掲載内容について

 

表面の掲載項目

主な掲載内容

表紙

  

 表紙には地形図を掲載し、安城市を含む西三河の地形の成り立ちを表しています。

 安城市の市域の大半は、段丘面という比較的固い台地の上にありますが、その周囲には、矢作川やその他の中小河川によって形成された沖積地・谷底平野や人工的な埋立地といった、柔らかい地盤が多くあることが分かります。

「歴史に学ぶ」

 

 この紙面では、安城市域において過去に発生した地震について紹介しています。安城市において、東海地震、東南海地震といった海溝型地震が100~150年周期で繰り返し発生しているだけでなく、三河地震のような直下型地震によっても大きな被害が発生していることが歴史から分かります。

 地図に記載されている震度分布は、太平洋沖で繰り返し発生している海溝型地震(南海トラフ地震)の内、過去最大クラスが再び発生した場合に予想される地震(過去地震最大モデル)の震度を表しています。震度分布を見ると、表紙で見た沖積地・谷底平野や埋立地において、震度が大きくなりやすい傾向が見て取れます。

 さらに、直下型地震である三河地震の被害を伝える石碑の位置を見ると、市の南側に多く残されていることも見て取れます。

「被害の予測」

 

 この紙面では、南海トラフで繰り返し発生している海溝型地震のうち、過去最大クラスの地震が発生した場合の、人的被害、建物被害、ライフライン被害の予測結果を示しています。

 さらに、過去最大クラスの地震よりさらに大きな地震も想定しており、南海トラフで発生するおそれのある海溝型地震のうち、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震(理論上最大想定モデル)として、そのような地震が発生した場合の人的被害と建物被害の予測結果をカッコ内に記載しています。

 想定結果によると、安城市における人的被害の原因の大半は建物倒壊で、さらに建物被害の原因は地震の揺れによるものが大半であることが分かります。また、地震により火災が多く発生することが危惧されることも分かります。

「地震に備える」

 

 上記の被害の予測結果から、人的被害を減らすためには、建物の倒壊を減らすことが大切だと分かります。阪神・淡路大震災の死因の8割が、家の倒壊や家具等の転倒による圧迫死であったことからもわかるように、人的被害を防ぐためには、家屋の耐震化や家具の固定を事前に行っておくことが大切です。

 この紙面では、家屋の耐震化や家具等の固定など、命を守るために必要な事前対策を整理しています。

 さらには、家具の固定や家屋の耐震化を行っていても、ライフライン被害による生活支障がありえますので、各家庭で必要なものを備蓄しておくことも非常に大切です。

「地震が起きるとどうなるの?」

 

 安城市において大地震が発生した場合に想定される、さまざまな種類の被害をイラストとコメントで説明しています。

「もしも地震が起きたら…」

 

 地震が発生した場合にとるべき行動と、地震が発生した場合に備えて知っておきたい知識を記載しています。

 

 

裏面の掲載項目

主な掲載内容

「わが町の地震の危険を知ろう」

 裏面では、南海トラフで発生するおそれのある海溝型地震のうち、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震(理論上最大想定モデル)により想定される、安城市の液状化危険度や震度分布などの各種の危険度を表示しています。

【液状化危険度分布図】

 理論上最大想定モデルにおける、安城市内の液状化危険度の分布図です。

 液状化危険度を4色で示しており、色がない部分は地域全体としては液状化危険度がほぼないところです。

 

 ※ 分布図では市内を250m四方のメッシュに分けて各メッシュの液状化危険度を示しています。これにより250mメッシュ内全体の液状化危険度の傾向性を判定することはできますが、メッシュ内のピンポイントでの液状化危険度を示すものではありません。分布図の上では液状化の危険度がないように表示されている場合でも、地震によって局所的に液状化現象が発生する可能性が否定できない場合があります。分布図を元にご自宅の液状化危険度を判定するのではなく、自宅の周囲をふくめた地域全体の液状化危険度の傾向性を読み取るための資料としてお使いください。

【津波災害警戒区域の

      基準水位分布図】

 海岸線がなく海からの津波の危険性がない地域においても、地震による河川堤防の決壊や堤防の地盤沈下による越流により、津波被害が発生することがあります。

 安城市内では、油ヶ淵や長田川、半場川および朝鮮川の付近では、地震による堤防の地盤沈下により津波被害が派生することが想定されています。

 この場合の津波被害は、高い波が高速で押し寄せるという海からの津波被害とは異なり、堤防の沈下とともに徐々に浸水被害が発生し、その後、緩やかに浸水域が広がっていくことが想定されます。

【震度分布図】

 理論上最大想定モデルにより、安城市内で想定される震度の分布を250m四方のメッシュで示しています。

 市内で局所的に震度7となっているところがありますが、震度予測の前提条件(震源域の位置など)を少し変えると、震度7となるところの位置がずれることがあります。ただし、市内全体において、建物被害の発生率が高くなる震度6強以上の揺れが想定されるため、安城市内においては全域的に建物の耐震化や家具等の固定を実施することが重要であるということが読み取れます。

【建物の全壊・焼失率図】

 建物の全壊・焼失率の分布図は市内を250m四方のメッシュに分けて、その250m四方のメッシュの中に建っている建物の内、理論上最大想定モデルの地震により、その何パーセントが全壊・焼失となるかの計算結果をメッシュ毎に示しています。

 

ハザードマップの入手方法

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お問い合わせ

市民生活部危機管理課危機管理係
電話番号:0566-71-2220   ファクス番号:0566-71-2295