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更新日:2026年3月24日

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高齢者肺炎球菌予防接種

高齢者向けの肺炎球菌の予防接種は、個人の重症化予防を目的としており、接種を受ける法律上の義務はなく、強制されるものでもありません。
接種を検討する際には、効果や安全性をよくご理解いただいた上で、接種を受けるかどうかをご判断ください。

令和8年4月1日からのワクチン変更について

定期予防接種で使用するワクチンについて、現在使用されている「ニューモバックスNP」よりも高い効果が期待される「プレベナー20」に令和8年4月1日から変更されます。これに伴い、接種方法や個人負担金が以下のとおり変更となります。なお、予診票兼接種券については、既にお手元にあるものをそのまま使用できます。

  令和8年3月31日まで 令和8年4月1日から
使用ワクチン ニューモバックスNP プレベナー20
接種方法 皮下注射または筋肉内注射 筋肉内注射
個人負担金 2,500円 3,500円

プレベナー20に関する情報

プレベナー20リーフレット画像

1.肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

2.高齢者の肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌には100種類以上の血清型があり、定期接種で使用するワクチンは、そのうちの複数の血清型に効果があります。また、これらの血清型は、成人の「侵襲性肺炎球菌感染症※」の原因になっているという研究結果があります。
※侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。

なお、肺炎球菌ワクチンと他のワクチンとの同時接種については、特に医師が必要と認めた場合に可能です。また、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。

令和7年度に使用するワクチン「ニューモバックスNP」

23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン「ニューモバックスNP」は、23種類の血清型に効果があります。この23種類の血清型は成人の「侵襲性肺炎球菌感染症」の原因の約4~5割を占めるという研究結果があります。この23種類の血清型の侵襲性肺炎球菌感染症を4割程度予防する効果があります。

令和8年度に使用するワクチン「プレベナー20」

20価肺炎球菌結合型ワクチン「プレベナー20」は、20種類の血清型に効果があります。この20種類の血清型は成人の「侵襲性肺炎球菌感染症※」の原因の約5~6割を占めるという研究結果があります。また、「プレベナー20」は血清型に依らない侵襲性肺炎球菌感染症全体の3~4割程度を予防する効果があるという研究結果があります。

3.接種にあたっての注意

  • 接種日当日に明らかな発熱(37.5度以上)がある場合や重篤な急性疾患にかかっている場合など、予防接種を行うのに不適当な状態にあるときは接種を受けることができません。また、肺炎球菌ワクチンの接種液に含まれる成分によって、アナフィラキシー(接種後、吐き気、嘔吐、じんましんなどの短期間で起こるアレルギー反応)を起こしたことがあるかたは、接種を受けることができません。
  • 令和8年度に使用するワクチン「プレベナー20」については、ジフテリアトキソイドに対してアナフィラキシーを起こしたことがある方は予防接種を受けることができません。アレルギーを起こすおそれのある方も予防接種を受ける際に注意が必要です。

4.接種後にみられる主な副反応

令和7年度に使用するワクチン「ニューモバックスNP」

接種後にみられる主な副反応には、接種部位の症状(痛み、赤み、はれ等)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛等があります。稀に報告される重い副反応としては、アナフィラキシー様反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が報告されています。過去5年以内に、「ニューモバックスNP」を接種されたことのある方が、再度接種された場合、注射部位の副反応が、初回接種よりも頻度が高く、程度が強く発現するとの報告がありますので、接種歴を必ず確認してください。

令和8年度に使用するワクチン「プレベナー20」

ワクチン接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシー、けいれん(熱性けいれん含む)、血小板減少性紫斑病がみられることがあります。

発現割合 主な副反応
30%以上 疼痛、圧痛※(59.6%)、筋肉痛(38.2%)、疲労(30.3%)
10%以上 頭痛(21.7%)、関節痛(11.6%)
1%以上 紅斑、腫脹

※ワクチンを接種した部位の症状 添付文書より厚生労働省にて作成

副反応が起こった場合

予防接種を受けたあと、接種した部位が痛みや熱をもってひどく腫れたり、全身のじんましん、繰り返す嘔吐、顔色の悪さ、低血圧、高熱など、普段と異なる症状がみられたら、早めに医師(医療機関)の診察を受けてください。

5.対象者及び接種券発送について

1.対象者

安城市に住民登録があり、これまでに肺炎球菌予防接種を受けたことがない方で、次のいずれかに該当する方

  • 接種日時点で65歳の方
  • 接種日時点で60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能のいずれかに障害を有する身体障害者手帳1級相当の方

2.予診票兼接種券の発送スケジュール

接種日時点に65歳の方

65歳になった誕生日の月末頃に発送します。

接種日時点で60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能のいずれかに障がいを有する身体障害者手帳1級相当の方
  • 令和7年4月10日(木曜日)に発送しています。
  • 新たに60歳以上の年齢になられた方や、上記の障害を有し、新規に身体障害者手帳1級を取得された方には、令和8年4月10日(金曜日)に発送します。その後に身体障害者手帳1級を取得された接種券希望の方は、直接保健センターへお問い合わせください。

3.接種券発行に申請が必要な方

接種日時点で60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能のいずれかに障害を有する身体障害者手帳1級に相当する方(身体障害者手帳を申請中の方

申請方法

医師の診断書(記載日から3か月以内のものに限ります。写しも可。)を添えて、安城市保健センターに高齢者の定期の予防接種予診票兼接種券交付申請書を提出してください。(詳しくは安城市保健センターにお問い合わせください。)

6.接種回数

1回

7.接種期限

66歳の誕生日の前日まで※66歳以上で接種を受けた場合、接種費用は全額自費となります。

8.接種医療機関

安城市内の実施医療機関(令和7年度)

高齢者肺炎球菌予防接種実施医療機関一覧(PDF:271KB)

  • 実施医療機関に電話等で事前にご予約ください。
  • 実施医療機関により予約開始時期や実施期間などが異なりますので、実施医療機関にお問い合わせください。
  • お盆や年末年始は休診となる医療機関があります。
  • 令和8年度の実施医療機関一覧は、令和8年4月1日以降にご案内します。

安城市外の医療機関

予防接種法に基づく定期接種は、住民票に登録のある自治体で受けられますが、接種日の2週間前までに安城市に申請することで、安城市外の医療機関で接種を受けることができます。

詳細については、「安城市外の医療機関で予防接種を希望する方へ(高齢者)」のページをご確認ください。

9.予約方法

診療時間内に接種実施医療機関へ電話(来院)予約をしてください。

10.個人負担金

個人負担金は、接種を受けた医療機関にお支払いください。

令和7年度

2,500円

令和8年度

3,500円 ※ワクチン変更に伴い、金額が変更となります。

個人負担金の免除について(事前申請)

住民税が非課税世帯に属する方(同一世帯に課税者がいる場合は、対象となりません。)、生活保護受給者又は中国残留邦人等支援給付者の方は、接種前に申請することで個人負担金が免除されます。手続き完了前に接種した場合の免除はできません。

詳細については、個人負担金免除の手続きをされる方へをご確認ください。

11.持ち物

接種時は、次の持ち物をお持ちください。

  • 安城市高齢者肺炎球菌予防接種予診票兼接種券(接種する前に必ず必要事項を記入してください。)
  • 個人負担金
  • その他医療機関が指定するもの

12.令和5年度まで実施していた経過措置の終了について

高齢者の肺炎球菌予防接種では、平成26年10月1日に、65歳の方を対象として定期接種化されてから、定期予防接種の対象者以上の世代の方にも接種機会を提供する目的で【70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳を迎える方】を対象に経過措置が続けられてきました。この経過措置は、令和6年3月31日をもって終了となりました。

13.予防接種健康被害救済制度について

予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。詳しくは、「予防接種健康被害救済制度」のページをご確認ください。

 
 

お問い合わせ

こども健康部健康推進課予防係