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更新日:2024年10月23日
大雨で河川があふれ、洪水が起きた場合の市内の浸水被害を予測した地図として安城市水害ハザードマップ を作成しています。
矢作川や長田川などがあふれた場合の浸水予測や危険箇所、最寄の避難所などを記載しておりますので、いざという時の避難場所や浸水範囲の確認などにご活用ください。
危機管理課窓口または土木課窓口、市内各公民館で配布しています。
水害ハザードマップは、想定し得る最大規模(1,000年に1回程度)の大雨により、河川から水があふれた場合や堤防が決壊した場合に浸水被害が発生するおそれがあるとして、国や県が指定する河川を対象とした洪水浸水想定区域図及び愛知県浸水予想図等をもとに作成しています。
一級河川(国管理:矢作川)や二級河川(県管理:鹿乗川、猿渡川、長田川など)の洪水による「外水はん濫」と、水路や下水道などで排水しきれなくなることによって起こる「内水はん濫」が同時に発生する最悪な状況を表したマップです。
災害種別や対象河川を限定せず、お住いの地域や職場・学校等における水害リスクの有無を確認するためにご使用ください。
※小学校区ごとに拡大した水害ハザードマップはこちら
※安城市水害ハザードマップの解説(広報あんじょう(令和2年10月号特集)
一級河川(国管理:矢作川)及び二級河川(県管理:鹿乗川、猿渡川、長田川など)の洪水、内水はん濫、高潮が発生した場合の水害リスクを個々に記載しています。
避難情報の発令基準や災害情報の入手先など、事前に確認してほしいこともまとめていますので、注意すべき水害リスクをより詳しく知りたい方や、避難行動について確認したい場合にご使用ください。
安城市水害ハザードマップは大規模水害から命を守ることを目的とし、1000年に1回程度の大雨を想定していますが、国や愛知県は河川ごとに計画規模降雨(30年から150年に1度の大雨)に基づいた浸水想定区域図も公表しています。
矢作川洪水浸水想定区域内に所在する小中学校、公民館など18箇所の公共施設の壁面等に、想定最大規模の浸水深の位置を青色のラインで表示し、地域の水害リスクを視認できるようにしました。
下記のリンクから整備した箇所を確認できます。
下記のリンクから市内の浸水実績を確認できます。
近年、大規模洪水の頻発により甚大な被害が生じており、不動産取引時においても、水害リスクに係る情報が契約締結の意思決定を行う上で重要な要素になっているところです。そのため、不動産取引時における重要説明事項の対象項目として「水防法(昭和24年法律第193号)の規定に基づき作成された水害ハザードマップにおける対象物件の所在地」を事前に説明することが義務化されています。
Q1. 安城市における「水防法に基づく水害ハザードマップの有無」を確認したい。
A1. 安城市水害ハザードマップで、水防法に基づくもの(※)は次の2つです。
・矢作川の洪水(ハザードマップ裏面「もし、矢作川があふれたら」)
・高潮(ハザードマップ裏面「もし、高潮が発生したら」)
※水防水防法に基づくものとは、水防法第15条第3項に基づき市町村が作成するハザードマップを指します。
※愛知県が管理する河川の洪水(ハザードマップ裏面「もし、鹿乗川・猿渡川・長田川などがあふれたら」)については、令和6年度末までに水防法に基づく洪水浸水想定区域として指定される予定です。(詳細は愛知県ホームページを参照ください(外部リンク))
※雨水出水浸水想定区域(ハザードマップ裏面「もし、市内の水路があふれたら」)は、安城市が独自に作成したものであり、水防法に基づくハザードマップではありません。
Q2. 水防法に基づく浸水想定区域以外の洪水や雨水出水(内水氾濫)については説明しなくてよいのか。
A2. 水防法に基づく水害ハザードマップの対象外であるため、重要事項説明書における説明義務は発生しません。ただし、安城市水害ハザードマップではあらゆる水害リスクを考慮し、水防法に基づかない愛知県浸水予想図や安城市内水浸水想定区域図も掲載しています。また、これらの浸水想定は計算結果に基づくものであり、雨の降り方によっては浸水の想定がされていない地域においても水害が発生する可能性もあります。取引の対象となっている宅地または建物の所在地が浸水想定区域の外にあるからといって、水害リスクがないと相手方が誤認しないよう配慮してください。
Q3. 取引の対象になっている宅地または建物の所在地が浸水区域に該当するか分からない。浸水深が分かりづらい。
A3. 愛知県が提供している「マップあいち(外部リンク)ー水害情報マップ」や国土交通省「重ねるハザードマップ」(外部リンク)で当該所在地の水害リスクを検索することができます。「マップあいち」から水防法に基づく水害ハザードマップ(矢作川の洪水浸水想定区域図)を表示したい場合は、地図表示のレイヤで【河川-国管理河川-洪水浸水想定区域図ー想定最大規模(L2)ー矢作川L2】にチェックを入れてください。
Q4. 取引の対象になっている宅地または建物の所在地の浸水実績を確認したい。
Q4. 浸水実績は、安城市浸水マップから確認できます。また、愛知県が提供している「マップあいち(外部リンク)ー水害情報マップ」で愛知県で過去に発生した主要洪水の浸水実績を検索することができます。「マップあいち」から検索する場合は、地図表示のレイヤで【浸水実績図】にチェックを入れてください。
Q5. 取引の対象になっている宅地または建物の所在地が土砂災害警戒区域に含まれるか確認したい。
A5. 安城市内における土砂災害警戒区域は城ヶ入町本郷、城畠、荒子の一部と姫小川町姫の一部が指定されています。詳細は安城市のハザードマップ(地震又は水害)及び「マップあいち(外部リンク)ー土砂災害マップ」、国土交通省「重ねるハザードマップ」(外部リンク)等でご確認できます。
Q6. 取引の対象になっている宅地または建物の所在地が津波災害警戒区域に含まれるか確認したい。
A6. 安城市内における津波災害(特別)警戒区域は東端町、根崎町、城ヶ入町の一部が指定されています。詳細は安城市地震ハザードマップ及び「マップあいち(外部リンク)ー津波災害情報マップ」でご確認できます。
Q7. 安城市水害ハザードマップの改訂履歴を確認したい。
A7. 改訂履歴とその理由については下記のとおりです。
版数 | 改訂理由 |
第1版(令和2年9月) | 初版 |
第2版(令和3年12月) | 高潮浸水想定区域の追加とそれに伴うレイアウト変更 |
第3版(令和4年9月) | 軽微な修正(誤字・表記ゆれ) |
第4版(令和5年6月) |
掲載情報の更新(市公式防災アプリ「安城防災ナビ」の運用に伴う内容更新) |
第5版(令和6年3月) | 軽微な修正(表記ゆれ) |
第6版(令和6年9月) |
洪水浸水想定区域図(愛知県管轄)の更新に伴う 裏面「もし、鹿乗川・猿渡川・長田川などがあふれたら」の注釈文の修正 |
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