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更新日:2024年3月14日
3月15日(金)、国の文化審議会(会長 佐藤信)は、登録有形文化財(建造物)の登録について文部科学大臣に答申しました。そのうち、安城市では次の物件が新たに登録されることになりました。
これで、市内の国登録文化財(建造物)は18件となります。
名 称 (所在地) |
形 式 | 大きさ | 建 築 年 代 | 登 録 基 準 |
旧神谷家住宅主屋 (安城市野寺町野寺33番地2) |
木造平屋 一部二階建 切妻造桟瓦葺 |
建築面積 203㎡ |
1920(大正9)年 |
造形の規範となっているもの |
(外観) | |
(内観・仏間) | (二階小屋組み) |
史跡本證寺境内の内堀南東に、南に面して建つ農家の主屋です。西側の土間上部を二階とした切妻造桟瓦葺(きりづまづくりさんがわらぶき)となっています。間取りは六間取(むつまどり)で、前列(南側)西の部屋を仏間とし、後列(北側)は西に角座敷(つのやしき)を加え、南北両面に縁側を設けています。前列には三つの部屋を配して、説法師が座する一段高くなった仏間に続くなど、真宗信仰を背景にした西三河平野部の民家の典型例といえます。
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