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更新日:2024年4月17日

第4回つかい方ワークショップ(開催報告)

~アリーナのつかい方を考えよう!~

アリーナのわくわくを、みんなのワクワクに。「暮らしの中でのアリーナのつかい方」や「アリーナでの過ごし方」をみんなで考える、4回目のつかい方ワークショップを開催しました。
ワークショップでは、第3回で考えた「日常」におけるアリーナのつかい方の「テーマ」を基に、アリーナだからこそ叶えられるつかい方や過ごし方をみんなで考えました。

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開催概要

日時及び場所

  • 令和6年1月7日(日)午後2時~午後4時30分
  • アンフォーレ 多目的室

プログラム

  • 午後2時~ 開会
  • 午後2時10分~ つかい方フォーラム/プログラムの説明
  • 午後2時20分~ アイスブレイク
  • 午後2時35分~ 話題提供「日常の過ごし方とは」
  • 午後2時45分~ ワークショップ「アリーナだからこそできる日常の過ごし方」
  • 午後3時55分~ 発表・まとめ

参加者

  • 参加者32名(当日の見学者1名含む)

ワークショップの様子

はじめに

今回のつかい方ワークショップでは、シーホース三河株式会社のコーポレートパートナーである山崎製パン株式会社様から協賛品として、参加者全員にお菓子を提供いただきました。
袋いっぱいに入ったお菓子を、小さなお子さんがとても嬉しそうに食べていたのが印象的でした。

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アイスブレイク

まず初めのアイスブレイクでは、それぞれのグループテーマに基づいた普段の日常の過ごし方について、「誰と」「どこで」「何をする」の項目に分けて、思い当たるシーンをワークシートに書き出してグループ内で共有しました。

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話題提供「~日常の過ごし方とは~」 

アリーナのつかい方・過ごし方を考えるためのヒントとして、日本福祉大学の吉村輝彦教授にお話いただきました。
「日常」的な居場所とは、「一人でも」「他の人とでも」ふらっと立ち寄ってみたい場所であり、居心地の良い時間を過ごせる場所でもあると思います。ただし、それはつくってもらうのではなく、自分達でつくることが大事です。

  • 自分達にとっての「日常」的な居場所とはどんなところなのか?
  • 自分達がどんなつかい方・過ごし方をしたら、アリーナでそれが叶うのか?

そんな視点から考えてみるといいですね、とお話いただきました。

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ワークショップ「アリーナだからこそできる日常の過ごし方」

ワークショップでは、アイスブレイクで考えた「グループテーマに基づいた自分の日常の過ごし方」をアリーナに置き換えてみて、「アリーナだからこそできる日常の過ごし方」をみんなで考えました。
アイスブレイクと同じように、「誰と」「アリーナで」「何をする」の項目に分けてまずは個人ワーク。「〇〇をつくってほしい!」ではなく、「〇〇がしたい!」というように「ジブンゴト」として考えていきました。
その後、グループ内で共有し、誰のアイデアが一番共感できたのかを「いいね」シールを使いながらグループ内で話し合って決めました。

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発表・まとめ

最後の発表では、グループ内で話し合って一番共感の得られたアイデアをスケッチブックにまとめ、グループリーダーから発表。
どうしてそのアイデアが一番共感を得られたのか、またその他にも出されたアイデアにはどんなアイデアがあったのか、を簡単に説明していただきました。
グループ内で出されたアイデアは、どれも素晴らしいものばかり。そのため、どのグループもたくさん悩みながら話し合っていたのが印象的でした。
今回決めていただいた内容を次回第5回のワークショップでまとめ、3/17(日)には発表の場である「つかい方フォーラム」で、グループごとに発表していきます。

各グループの発表

  • グループ名:ハイスクール
    誰と:一人で行っても、色々な人と
    何をする:身体を動かして(ピックルボール、ZUMBA、卓球、バドミントンetc.)、食事を楽しみたい(地産地消のもの、一人で楽しめる一蘭形式の席を設ける…etc.)。
  • 選んだ理由:一人で行ったとしても、その場で色々な人と出会うことができるストーリーを考えて決めた。身体を動かしたり、食事を楽しみたいという意見が多かったことから、このアイデアにまとまった。
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  • グループ名:ゲーマー
    誰と:一人でも、みんなでも
    何をする:楽器やスポーツ器具、ゲームソフトなど、気軽にレンタルして体験したい。
  • 選んだ理由:一人でもみんなでも楽器やスポーツ等を気軽に楽しめたら、というところに注目し、レンタルして体験できたらという意見が出たのでこのアイデアに決まった。グループ内でスムーズに決めることができた。
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  • グループ名:お酒大好き
    誰と:友達や家族と
    何をする:室内公園で親子で遊びたい、キャンプがしたい。フリースペースで電車を見ることができたり、yogiboで親子でゆっくり過ごしたい。
  • 選んだ理由:子育て世代が集まったグループなので、小さい子どもを見守れて遊べるスペースがほしいという意見からこのアイデアに決めた。また、多目的スペース等にモニターを置き、リアルタイムで新幹線が走ってる映像を流せると三河安城ならではのアイデアとして面白いと思った。
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  • グループ名:忘れがちでゆかいな仲間たち&学生も入った中年グループ
    誰と:一人で
    何をする:Chatbotを使ってアリーナリアル脱出ゲームをしたい、安城市の街並みをモデルとしたAIレーシングゲームがしたい、音楽を聴きながら本やお酒、ご飯を楽しみたい…etc.
  • 選んだ理由:一人でも楽しめるようなつかい方を考えて決めた。アリーナ規模でChatbotと組み合わせることができたら面白いと思い、このアイデアに決まった。また、軽くシャワーを浴びれたりするランニングステーションがあれば会社帰りのサラリーマンが気軽に寄ることができるんじゃないかなとも思った。
    ㉓ ㉔
  • グループ名:めちゃホース
    誰と:誰とでも(ハンディキャップのある人も)
    何をする:バスケや他のスポーツを気軽に集まって練習や試合、観戦がしたい。リラックススペースやアスレチックスペースで、子どもも大人も誰もが気軽に集まってみんなで遊びたい。
  • 選んだ理由:大型ビジョンで常にスポーツの試合が流れていて観戦でき、専用アプリで気軽に会場予約とかスポーツ参加ができたらアリーナをもっと身近に感じることができるんじゃないかと思った。また、子どもエリアと大人エリアが分かれていて、子どもエリアでは他の大人が見守ってくれるような環境があれば、親もリラックスして試合や飲食を楽しめるんじゃないかと思い、このアイデアに決まった。
    ㉕ ㉖
  • グループ名:バスケ部~!
    誰と:家族と
    何をする:バスケや遊具、サンドバックやサッカー等で親子で遊びたい。
    誰と一人で
    何をする:個室スペースで読書をしたり動画を見ることができたりなど、ゆっくり休みたい。
  • 選んだ理由:グループテーマが「あう」と「癒し」だったため、身体を動かすことで癒しを得られるんじゃないかという意見が全員一致し、このアイデアに決まった。また、一人で来た場合でも、個室のような空間で休んだり読書をしたり動画を見ることができたら、それも「癒し」になるんじゃないかと思い、「一人で」という項目も入れて決めた。
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内藤先生の講評

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(内藤先生のコメント)
アリーナに来て、遊んでる子供たちを見ていたら何か気づきがあったり、新たな出会いや交流があったりと、日常の中にも非日常があるという場所になることが大切かなと思いました。また、何も持たずにアリーナで何かする、ゆっくりするという意見があったと思いますが、アリーナ側が用意する、準備するのではなく、「みんなで持ち寄る」という視点も大切なんじゃないかなと思いました。
皆さんにぜひ考えてほしいのは、持続可能性。今回考えていただいたことをアリーナで一回だけやってみようではなく、アリーナはこの先20年30年続く施設になると思いますので、これから長い先もできることや欲しいことはなんだろう、という視点で考えていただけるといいかなと思います。そのためには何が必要なのか、どんなことを持ち寄ったら持続可能性が高まるのか、次回までに少し深く考えてみることができるといいかなと思いました。

お問い合わせ

企画部企画政策課プロジェクト推進室プロジェクト推進係
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