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更新日:2018年11月28日

災害時医療救護について

はじめに

大きな地震が発生すると、けが人がたくさん出ます。また、医療機関も被害を受けて、診療を行うことができなくなる可能性があります。そのような混乱の中で、ひとりでも多くの人を救うためには、普段の医療体制とは異なる体制をとる必要があります。

災害時の医療救護体制

安城市は安城市医師会、安城市歯科医師会、安城市薬剤師会、安城更生病院、八千代病院と連携して医療救護にあたります。また、医療救護活動を実質的に指揮統制する人材として医師3名を災害医療コーディネーターに任命しています(安城更生病院:統括1名、南部地区担当1名・八千代病院:北部地区担当1名)。医師会・歯科医師会・薬剤師会に所属する医療関係者は、震度6弱以上の地震が発生した場合、安城更生病院または八千代病院に参集します。そこで、地区担当コーディネーターが医療関係者を複数の班に編成して市内5ヶ所の医療救護所に派遣します。救護所に派遣された医療関係者は、救護所で医療救護活動を展開します。

なぜ医療関係者は地元で診療せずに病院に参集するのか?

次に起きるとされている東海・東南海・南海の3連動地震では、関東地方から九州地方までの広い地域が被災します。そのような状況では、すぐに外部から応援を得られないと想定しなくてはなりません。また、医療関係者も被災して医療救護活動に加われないことも考えられます。残された地元の医療関係者だけで医療を支えるとしたら、人材を集めてチームで臨まなければ、医療関係者も疲弊して、医療活動が継続できなくなってしまうためです。

医療救護所

市内5ヶ所に設置する計画ですが、必ずしも同時に開設されるものではありません。被害状況や医療関係者の参集状況から統括災害医療コーディネーターが優先度の高い場所から開設する指示を出します。

  設置施設 所在地 電話番号
1 東山中学校 里町東山1番地 98-1531
2 安城北中学校 新田町小山西18番地 75-3525
3 安城南中学校 城南町2丁目7番地2 75-3531
4 明祥プラザ 和泉町大下38番地1 92-3521
5 桜井中学校 小川町的場丘1番地1

99-0028

※ 平成30年11月から医療救護所を一部変更しています。(医療救護所PDF(PDF:513KB)

医療救護所の役割は?

  1. けが人を重症、中等症、軽症に振り分ける(トリアージ)
  2. 重症、中等症患者に応急処置を施して、病院への搬送手配
  3. 軽症患者の手当て

多くのけが人が発生した場合、その人達が全て安城更生病院、八千代病院に集中すると、病院が機能しなくなる恐れがあります。医療救護所では、けがの程度に応じて治療の緊急性を判定して、負傷者が病院に集中しないようにする役割があります。

病院

安城更生病院は愛知県の災害拠点病院としての役割と安城市の南部地域を支える役割を果たします。八千代病院は安城市の北部地域を支える役割を担います。

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お問い合わせ

子育て健康部健康推進課健康推進係
電話番号:0566-76-1133   ファクス番号:0566-77-1103

安城市保健センター