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更新日:2013年10月14日

県内最大の鴟尾破片、出土

別郷廃寺出土の鴟尾

 

鴟尾 復元イメージ図

                          

 

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 鴟尾(しび)とは、寺院などの屋根両端を飾る瓦です。残存幅52cm、残存高20cm、厚み9~6cmで、愛知県内では最大の破片となります。高さは残存状況から120cm程度に復原でき、寺院の金堂(こんどう、現在で言う本堂)の屋根を飾ったものである可能性が高いことがわかりました。

 向かって右側の円形の文様から、この鴟尾の製作には美濃の工人が関わった可能性が推定され、三河一国のみでなく遠く美濃との関わりを想定させる点でも重要と言えるでしょう。

 

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