安城地域リハビリネットワーク(8月17日）

内容

会のみなさんから

• 安城地域リハビリネットワークは、安城市に関連のある理学療法士・作業療法士・言語聴覚士(24事業所・個人含め)約200名で構成されているプロボノネットワーク団体です。普段はそれぞれの勤務先の病院、診療所、高齢者施設、訪問リハビリテーションにあたっていますが、それに加えサロンや体操教室等、地域活動にも積極的に関わっています。
• 最近はコロナの影響で、病院は入院中の面会ができないのでご自宅に帰ってこられる方や、感染が怖くてサロンや施設に通えないから自宅で運動したい、という方が増えている印象です。また、感染を恐れ外出機会が減ってしまい、フレイル(虚弱)な状態になる方の割合が増加しています。このまま自粛が続くとさらに加速していく懸念があります。
• 歩行器を使っている方は、段差やバスの乗り降りが難しいです。理想を言えば、周りの方が声をかけ手を貸してあげられるような社会になってほしいですね。
• 安心して通所やリハビリを受けていただくためにも今後も感染対策を徹底し、オンラインでも参加できるような環境整備をしていければいいと思いますね。将来的にはサロンとサロンをつないでゲーム性のあるもので対決をしたり、サロンと病院の医療者をつないで助言をもらったりできればと思います。

市長から

• 私は両親と共に暮らしておりますが、父親が骨折した際は、担ぐのだけでも一苦労でした。実際にそういう状況に直面すると、皆さんのような方が頑張ってくださっているというのは本当にありがたいことだと感じております。
• 安城市では６年前から「健やか幸せな健康都市」をスローガンに掲げております。その当時、あと５年もしたら高齢化率21％に到達し、超高齢社会になるという事が分かっていたので、早い段階で皆さんにご自身やご家族の健康を意識してもらえればという思いでした。家族や周りを気にかけてあげられる、支えあえる環境を作っていこうと、安城市多世代住宅補助金などの制度にも取り組んでいます。
• また、安城市ではWebを使って秋に子どもたちを対象にしたｅスポーツを行う予定ですが、いずれは高齢者の方も含め広い分野で活用していければと考えています。 これからも時代に即した在り方を模索していきたいと思いますので、またお気づきのことがあればアドバイスをいただきたいと思います。