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更新日:2019年10月7日

安城あそび連合軍(8月5日)

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内容

会のみなさんから

  • 私達「安城遊び連合軍」は、「イワカガミ」「アルフィン」「安城プレイパーク」の3団体で結成し、安城市を中心に活動しています。具体的には、イワカガミでは山歩きやキャンプの野外活動等、アルフィンでは遊びを踏まえた体操教室等、安城プレイパークでは木登りや焚き火を通した体験活動等、多様な遊びを企画しています。
  • 昔と比べ今の子どもたちは外遊びを積極的にしなくなりました。子どもは、実際に体験することでいろいろなことを学びます。例えば、木登りでは、自分で挑戦し登れた時の高揚感、達成感等の小さな積み重ねが自己肯定感を高めます。さらに、遊びの中で老若男女関係なくコミュニケーションをとる事ができ、社会性を身につけられます。私達は、このような子どもの学びを広げてあげられるようなきっかけ作りに力を入れています。
  • 親の知識や意識の差によって、子どもの遊びの環境は大きく変わります。意識の高い親御さんたちは積極的に子どもたちを遊びに連れて行きますが、そうでない場合、子どもの遊びの範囲が狭まります。子どもだけでなく、親を上手に巻き込むことが今後の課題でもありますね。

市長から

  • 安城市では小学5年生で作手高原へ、中学1年生で茶臼山へ野外授業に行き、子どもたちは自然の中で、創意工夫をしながら暮らします。阪神淡路大震災があった頃、若い人たちは電気のない生活や共同生活に慣れておらず、町を離れてしまうケースが多かったと聞きます。実際に私は被災地でそのような光景を目の当たりにし、強くたくましく生きるためにも野外教室や自然学校の大切さを実感しました。野外教育活動は必ずどこかで何かの役に立つと考えています。
  • 先日2歳の孫とセミ獲りに出かけましたが、夏休みの朝にも関わらず外に子どもがいないということに驚きました。しかし、子どもたちも自然や外遊びに関心がないわけではないと思います。カブトムシ売り場で並んでいる子どもたちを見ると、興味はあるのだろうと感じます。どこにいるか、どうやって捕まえるのか、誘導してくれる大人がもう少し増えてくれるといいなと思いますね。親世代もあまり外遊びを経験しておらず、教えられないというのであれば、おじいちゃん、おばあちゃん、よその大人が少し頑張らなければいけない時代になったのかなと感じます。
  • 本日は貴重なお話をお聞かせいただきました。今の子どもたちはゲームに夢中で家から出ようとする子が少ないと聞きます。ゲームのバーチャルの世界よりも、もっと楽しいリアルな世界があるよと教えてあげることが大切ですね。団体の皆様の思いと私の思いはそう違わないのではないかと感じました。

お問い合わせ

企画部秘書課広報広聴係
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