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更新日:2019年1月15日
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安城図書館友の会(12月19日)

内容
会のみなさんから
- 平成17年6月に、中央図書館が開館20周年記念の図書館まつりを開催するためのボランティアを募り、その際に集まったメンバーで安城図書館友の会をつくりました。利用者とともによりよい図書館を作り育て、安城市の図書館の発展と充実に寄与するとともに、図書館利用者の交流をはかることを目的としています。会では、子どもから高齢者までたくさんの人に図書館に来てもらおうと、映画の上映会や折り紙、塗り絵等の子ども向けイベントを行ってきました。
- その中で、大人向けのイベント、図書館らしいイベントがあった方がいいのではとの考えから、「ビブリオバトル」(好きな本を紹介し合い、読みたくなった本を投票で決定しチャンプ本を決める書評会)を始めることとしました。「ビブリオバトル」は「本を通して人を知る」、つまり交流が目的ですが、本好きの人が集まるので、結果的に読書推進にもなるという大変利益の多いイベントです。これを安城でもやっていこうと、中央図書館で大々的に開催し、以来、アンフォーレで定期的に開催しています。平成30年8月には小学生大会も開催しました。
- 来年には市内学校図書館の司書を対象にビブリオバトルの研修会を行う予定と聞いており、安城市の小中学校でビブリオバトルがより広まっていくことを期待しています。自分が発表すると読書がどんどん楽しくなって、読んでいるときにここが面白いな、どうやって発表しようかなと意識するようになり、より深く本が読めるようになります。人前で自分の考えを話す経験ができるというのも意義深いと思います。
- より多くの人に「ビブリオバトル」について知っていただくために、会として今後も図書情報館と協働で取り組んでいけるといいなと思っています。
市長から
- 現在、図書情報館と市内小中学校29校の学校図書室を全てオンラインで結んでいます。どの学校からも図書情報館の蔵書を検索でき、週2回の配本サービスにより図書情報館に出向くことなく本が借りられるようになっています。それにより、図書情報館から各学校への貸出冊数がそれまでの2.8倍になりました。学校での朝の読書タイムでも、子ども達の読む本の幅が広がってきたと聞いており、安城の子ども達が相当に本を読むようになってきているのではと嬉しく思っています。
- 今日は貴重なお話を聞かせていただきました。皆さん、安城図書館友の会の他にも、いろいろな団体に所属され、様々な文化活動をしておられること、その核となるのが図書情報館であることがよくわかりました。皆さんが文化活動で見聞きされたことをフィードバックしていただき、さらにレベルの高い図書館として成長していきますよう、これからもご支援ご協力をよろしくお願いします。