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更新日:2018年9月12日

さんかく21・安城(8月1日)

sankaku

内容

会のみなさんから

  • 男女共同参画が叫ばれ始めた当時、安城市役所も速やかに動かれ、女性職員を管理職に抜擢したことがあったが、当事者である女性職員の気持ちがまだ追いついていなかったということを市長が話されていたことがありました。現在は、女性職員の気持ちに添った市のバックアップ体制、環境が用意されているのでしょうか。
  • 行政は先導して女性の管理職登用を進めていると思いますが、民間企業は市役所ほど進んでいないと思います。行政が見本を示し、指導助言をして着実に女性の管理職登用を促進していく必要があります。また、 家庭内での家事の分担にもまだまだ不平等があると思います。
  • 晩婚化も深刻です。 市が若者の結婚を後押しするような事業はできないでしょうか。結婚が遅くなると、育児と介護を両立させなければならないケースが増え、それは介護離職にもつながります。
  • 児童クラブは、6年生まで受け入れるとうたっていても現実的には入れないケースが多いと思います。女性が出産後、働きに出ようと思うと、3歳前から、3歳から、小学生からとスタート時期はいろいろありますが、いわゆる小学校の壁に突き当たる(児童クラブに入れない)と、小学生の子どもを持つ女性は仕事を続けられなくなってしまいます。

市長から

  • 以前ですと、男性職員の指示に応えることはできるが、男性の上に立たされると、どういう自分であればいいのかイメージトレーニングができておらず、非常に戸惑った女性管理職もおりました。今の世代はそのような心配はなく、女性の役職者はかなり増えています。それまで男性職員しかやらなかった交渉、用地買収、税金の徴収なども、男女分け隔てなく行っています。
  • 安城市では待機児童対策として、毎年保育園を1園ずつ建て替えあるいは増築をしています。行政だけで手が回らないので、市が土地を購入して民間に無償で貸して保育園を建ててもらうこともしています。低年齢児の保育需要が高く、出産後すぐ預けて働きたいという人が多いためです。現在は低年齢児の25%を保育園で預かっている状況で、市職員の3分の1以上が保育士です。予算・マンパワー面で保育にそれだけ投資しているわけです。女性の社会進出はもちろん大変重要なことですが、一方で、家で子どもを育てられる産休・育休制度の充実も、社会全体で考えていかないといけないと考えます。
  • さんかく21・安城さんは毎年いろいろな事業を展開されており、男女共同参画の啓発にご尽力いただき感謝申し上げます。
    市民の皆さんには自分達の生活は自分達で守るという基本を大事にしていただいた上で、お困りの方を私達行政がカバーしていく。これが民間と行政のあるべき姿かなと思っています。今後も皆さんから積極的なご意見をいただければと思います。

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