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更新日:2024年12月12日
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師走に入り、今年も残すところあと僅かとなりました。
2024年を振り返り、この1年の出来事を思い返すと、たくさんの出来事がありました。
その中から、私が特に感じたことをまとめましたので年末のメッセージとさせていただきます。
2024年は、本市が「日本デンマーク」と呼ばれるようになって、100年という記念すべき年でした。本市が現在のように発展を遂げたのも、先人からの恩恵があってのことで、この歴史を後世に引き継いでいかなければならないと感じています。商工農バランスの取れた本市が更なる発展をするために、未来への種まきを加速していかなければならないと、改めて決意いたしました。
【田んぼアート】
また、2024年は地震で始まった年でした。元日に発生した能登半島地震、8月8日には南海トラフ地震臨時情報が初めて発表されました。改めて地震への備えを再認識する出来事でした。いつ起こるかわからない自然災害に対して、市としても備蓄品の見直しなどを行っていますが、皆さま自身の備えを今一度見直していただけたらと思います。
【総合防災訓練】
スポーツでは、本市ゆかりの選手が活躍された1年でした。パリオリンピックでは、バスケットボール女子【吉田亜沙美選手】、ハンドボール男子【渡部仁選手】が出場し、メダルには届きませんでしたが、活躍してくれました。夏の甲子園では、愛知県代表の中京大中京高校より本市出身の選手3人と、女子マネージャー1人が出場しました。大相撲では、名古屋場所で本市に宿舎を構える、二所ノ関部屋所属【大の里関】が5月場所、9月場所の2場所で優勝し大変盛り上がりました。私も、本市ゆかりのスポーツ選手や様々な種目で子どもたちが活躍したという明るい話題を楽しみにしています。
【トップアスリートとプレイしよう!】
次に、我が国の経済についてです。2024年は、失われた30年といわれ続けた経済の停滞から脱却する大きな1歩を踏み出した年になったのではと感じています。日銀がゼロ金利政策を撤廃し、利上げによる金利のある時代となりました。物価も上昇しましたが、賃金も大きく上昇するなど、経済が着実に伸びていくきっかけの年になったのではないでしょうか。今後、経済の好循環がもたらされることを期待しています。
また、2024年は選挙の年でもありました。アメリカでは大統領選挙、日本では衆議院総選挙、各地方選挙、どの選挙もSNSを駆使したものであったと感じます。SNSによって候補者の考えや、候補者自身の情報を発信し、有権者へ必要な情報を広めることで、特に若い世代を中心に政治への関心が高まったのではないでしょうか。一方で、SNSの中には真偽不明な情報が氾濫する中、有権者の皆さんは、なにが正しい情報なのか、見極めたうえでしっかり熟慮していくことが大切になってくる時代が来たと感じます。
最後になりますが、来年は民間事業ではございますが、大型商業施設のオープンを足掛かりに本市発展の起爆剤となる取り組みを着実にスタートしていきます。安城市の【未来への種まき】を加速していき、安城をもっと元気にしていきたいと思います。今年一年の皆さまからの安城市政へのご理解ご協力に感謝いたしますとともに、皆さまが健やかに良い年を迎えられますことをお祈り申し上げます。
【デンパーク(花木園)のイルミネーション】