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更新日:2023年9月12日

令和5年度愛知県・安城市総合防災訓練

9月3日(日)に総合運動公園、安城北中学校、中部福祉センターを会場とし、愛知県及び安城市主催で総合防災訓練を行いました。南海トラフ地震(震度7)を想定しての訓練です。

愛知県と安城市が合同で総合防災訓練を実施したのは29年ぶりで、総勢100機関、約2,500名の方々にご参加いただきました。

訓練の目的及び重点事項

訓練テーマは「防災関係機関の連携と防災意識社会の確立~Anjoy Bosai~」です。

「県民総ぐるみ防災訓練」の一つとして、災害対策基本法及び愛知県地域防災計画並びに安城市地域防災計画に基づき、愛知県、安城市、各防災関係機関、地域住民の方々の参加協力のもと、総合的な防災訓練を実施することにより、大規模災害発生時における迅速かつ的確な応急活動のための協力体制の確立や、地域の連携を活かした防災力の強化を図るとともに、防災意識の高揚を図ることを目的とします。

協定事業所及び防災関係機関との連携訓練、医療救護所の設置及び運営訓練、多様化する避難方法の習得、市民の防災意識の向上に資する啓発の4点を重点事項とし、実施しました。

各会場では実働訓練、避難所関連訓練、医療救護訓練、福祉避難所関連訓練、航空機による吊り上げ救助等、様々な訓練が行われました。また、屋内外に防災啓発会場を設け、防災意識向上に努めました。

防災訓練1 防災訓練4

訓練を終えて

地域全体の防災力を高める上で、防災訓練は極めて重要であることを再確認しました。大地震はいつ、どこで発生するか予想することはできません。発災の瞬間は突然やってきます。今回の訓練で、各機関及び団体がそれぞれ的確かつ迅速に対応し、真剣に取り組む姿を見て、大変心強く感じました。

この地域では、今回の訓練想定でもある南海トラフ地震の発生が危惧されています。30年以内に70~80パーセントの確率で発生するといわれており、ひとたび発生すれば、本市に与える影響も極めて大きいことは言うまでもありません。

本市としましても、食料の備蓄や自主防災組織への活動支援など様々な対策を講じているところですが、巨大地震が発生し、市内全域にわたり被害が生じると、本市が行う「公助」には限界があります。

防災関係機関との協力体制をさらに強固なものとし、市民の皆さまに安心していただける体制を確保していく必要性を痛感しました。

今回の訓練の開催にあたり、ご尽力をいただきました関係各位の皆さまに対し、改めて心から感謝を申し上げます。暑い中、大変おつかれさまでした。

市民の皆さまにおかれましても、各ご家庭で食料品や生活用品を備蓄する等、災害への備えをお願いします。

防災訓練3 防災訓練2

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