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更新日:2023年11月7日

令和5年秋開始接種について

令和5年9月20日(水曜日)以降は、65歳以上の高齢者及び64歳以下の基礎疾患を有する方その他重症化リスクが高いと医師が認める方以外の方については、努力義務(注)の規定から除外されます。接種を検討する際には、効果や安全性をよくご理解いただき、接種を受けるようにしてください。
(注)感染症の緊急のまん延予防の観点から、努力義務のある方には、接種にご協力いただきたいという趣旨の規定で、義務とは異なります。

接種対象者

令和5年秋開始接種は、1人1回限り受けることができます。

初回接種(5歳以上の方は1,2回目の接種、生後6か月から4歳の方は1,2,3回目の接種)を完了し、以下のいずれかを満たす生後6か月以上の方

  • ファイザー社又はモデルナ社のオミクロン株対応1価ワクチンを接種したい場合は、前回接種から3か月以上経過している
  • 武田社(ノババックス)の従来ワクチンを接種したい場合は、前回接種から6か月以上経過している

※令和5年秋開始接種では、基本的にオミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチンによる接種をおすすめしていますが、アレルギー等の理由で同ワクチンを接種できない方は、従来の1価ワクチンである武田社(ノババックス)のワクチンで接種を受けることも可能です。接種を迷う場合は、身近な医療機関等にご相談ください。

初回接種がまだ完了していない方は、各年代の『初回接種を希望される方』(12歳以上の方5歳から11歳の方生後6か月から4歳の方)をご覧ください。

 接種券の発行について

申請不要の方 本市の接種券を使って前回接種(初回接種を含む)が完了している方は、本市から接種券を送付します。
発送時期については、発送スケジュールをご覧ください。
以前本市から送付した新型コロナワクチン接種の接種券が手元にある方は、その接種券が使用できます。
申請が必要な方 以前本市から送付した新型コロナワクチン接種の接種券を紛失した方は、再発行申請が必要です。
本市に転入された方で、転入前の自治体の接種券を使用して前回接種(初回接種を含む)を行った方は、再発行申請が必要です。

接種期間及び市内医療機関での接種開始日

令和5年9月20日(水曜日)から令和6年3月31日(日曜日)まで

市内医療機関での接種開始日

  接種開始日
12歳以上 令和5年9月20日(水曜日)
5歳から11歳まで 令和5年9月26日(火曜日)
生後6か月から4歳まで 令和5年10月3日(火曜日)

国からのワクチン配送状況により、接種開始日が異なります。

使用ワクチンと接種対象年齢

前回までに接種したワクチンの種類にかかわらず、以下のワクチンを使用します。接種回数は、1回となります。接種対象年齢ごとで、使用ワクチンが異なります。

12歳以上

  • 12歳以上用のファイザー社オミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチン
  • モデルナ社オミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチン
  • 武田社ノババックスワクチン※mRNAワクチンを接種できない方を対象に、組換えタンパクワクチンについても従前どおり接種可能です。

小児(5歳から11歳)

  • 小児(5歳から11歳)用のファイザー社オミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチン
  • モデルナ社オミクロン株(XBB.1.5)対応1価のワクチン(6歳から11歳のみ)※6歳以上から接種でき、6歳から11歳には12歳以上の半分の量を接種します。

乳幼児(生後6か月から4歳)

  • 乳幼児(生後6か月から4歳)用のファイザー社オミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチン

 インフルエンザワクチンとの同時接種について

上記すべての新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチン接種を受けてから2週間後に接種ができます。

【厚生労働省】新型コロナワクチンQ&A(外部リンク)

接種を受ける際の同意

新型コロナワクチンの接種は、皆さまに接種の機会を提供していますが、接種を受けることは強制ではありません。ワクチンを受ける際には、予防接種の効果と副反応のリスクの双方について、正しい知識を持っていただいた上で、自らの意思で接種を受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。ただし、16歳未満の方の場合は、原則、保護者の方の立ち会いと予診票への保護者の方の署名が必要となります。署名がなければワクチンの接種は受けられません。詳しくは「新型コロナワクチンQ&A(外部リンク)」をご覧ください。

接種券の発送について

接種券がお手元にある場合には、そのまま使用することができます。

 接種券の発送スケジュール

対象者 接種券発送時期
前回接種(初回接種を含む)を令和5年7月15日以前に完了した12歳以上の方 令和5年9月15日(金曜日)
前回接種(初回接種を含む)を令和5年7月15日以前に完了した生後6か月から11歳の方 令和5年9月25日(月曜日)

以降、接種が可能となる月の前月末ごろに接種券を発送します。
郵便事情により、発送日から到着まで一週間以上かかる場合があります。ご理解いただきますようよろしくお願いします。

接種券の発行・再発行(紛失・転入等)

接種券を無くされた方、他市町村から安城市へ転入された方等は、申請してください。

安城市内でオミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチンの接種が可能な医療機関について

市内の個別接種実施医療機関にて接種を希望する場合は、各医療機関で予約が必要です。

市外での接種

住民票所在地以外で接種ができるケースについて掲載しています。前回の接種の際に住所地外接種届けをされた方も、再度届出が必要です。

 ノババックスワクチンの接種について

アレルギー等でメッセンジャーRNAワクチン(mRNAワクチン)の接種ができない等の理由がある方については、ノババックスワクチンの接種が可能です。ノババックスワクチンの接種をご希望の方は、安城市新型コロナワクチン接種コールセンター(0566-91-3567)へお問い合わせください。

なお、愛知県がノババックスワクチンの接種会場を設けていた、「愛知県ノババックスワクチン接種センター」は令和5年10月22日(日曜日)をもって、終了しました。

 オミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチンの効果と安全性等

効果について

重症化予防を目的にオミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチンを接種します

非臨床試験において、追加接種(4回目接種)として、XBB.1.5対応ワクチンを投与したマウスでは、投与の1か月後にオミクロン株XBB系統(XBB.1.5、XBB.1.16、XBB.1.16.1、XBB.2.3)に対して中和抗体価の誘導が認められました。

この試験での中和抗体価のデータに加えて、これまでの2価ワクチンに関する知見を踏まえて、XBB.1.5対応ワクチンにはオミクロン株XBB系統への有効性が期待できると考えられます。

安全性について

ファイザー社オミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチン

ファイザー社のXBB対応ワクチンについて、各年齢において、下のような副反応が報告されています。また、頻度は不明ですが、重大な副反応として、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎が知られています。ごく稀ではあるものの、mRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。

発現割合 症状
6か月~4歳 5~11歳 12歳以上
50%以上 易刺激性(※1) 疼痛(※2)、疲労 疼痛(※2)、頭痛、疲労
5~50%

疼痛(※2)、発赤・紅斑、腫脹(※3)、傾眠(※4)、頭痛、食欲減退、下痢、嘔吐、筋肉痛、疲労、発熱、悪寒

発赤・紅斑、腫脹(※3)、頭痛、下痢、筋肉痛、関節痛、悪寒、発熱 腫脹(※3)、発赤・紅斑、下痢、筋肉痛、関節痛、リンパ節症、悪寒、発熱
1~5% 関節痛 嘔吐

 

(※1)易刺激性:機嫌が悪い(※2)疼痛:注射部位の痛み(※3)腫脹:注射部位の腫れ(※4)傾眠:眠たくなる様子

モデルナ社オミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチン

モデルナ社のXBB対応ワクチンについて、下のような副反応が報告されています。また、頻度は不明ですが、重大な副反応として、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎が知られています。ごく稀ではあるものの、mRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。

発現割合 症状
50%以上 疼痛(※1)、頭痛、疲労
5~50% 腫脹・硬結(※2)、発赤・紅斑、悪心・嘔吐、筋肉痛、関節痛、リンパ節症(※3)、悪寒、発熱
1~5% 遅発性反応(疼痛・腫脹・紅斑等)(※4)

(※1)疼痛:注射部位の痛み(※2)腫脹・硬結:注射部位の腫れ、固くなること(※3)リンパ節症:注射部位と同じ側の腋の腫れや痛み(※4)遅発性反応:接種後7日目以降の痛みや腫れなど

接種後の注意点と副反応について

ワクチン接種後は、15分以上(アナフィラキシーを起こしたことがある方等は、医師の予診にて30分以上)接種会場で座って様子を見てください。お待ちの間も、マスクをする、会話を控える等の感染対策をお願いします。

接種を受けた日は、激しい運動は控えてください。入浴は可能ですが、接種部分を強く擦ったりしないようにしてください。

新型コロナウイルスワクチンの接種に関する差別の防止

新型コロナウイルスワクチン接種を受けることは強制ではありません。接種を希望されない方や、病気等の理由で接種ができない方もいます。

医学的な理由により接種を受けられない人もいるため、接種に際して細やかな配慮を行うようお願いしています。学校、保育園・幼稚園や職場、周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをしたりすることないようお願いいたします。

 愛知県新型コロナワクチン小児接種センターについて

愛知県では、市町村や地域の医療機関では対応が難しい、知的障害や発達障害などの障害や基礎疾患がある子どもを対象に、安心して接種を受けていただける場を提供するため、2023年4月から障害児や小児の専門医療機関に「愛知県新型コロナワクチン小児センター」を開設しています。

予防接種健康被害救済制度について

一般的にワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、無くすことができないことから、救済制度が設けられています。

予防接種法に基づく予防接種による健康被害救済に関する請求について、当該予防接種と因果関係がある旨を厚生労働大臣が認定した場合、市長は健康被害に対する給付を行います。

給付の種類:医療費及び医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料

多言語によるワクチン接種のご案内や支援について

外国語(がいこくご)の、新型(しんがた)コロナワクチンのご案内(あんない)や、外国語(がいこくご)で、新型(しんがた)コロナワクチンの接種(せっしゅ)をお手伝(てつだ)いする場所(ばしょ)を紹介(しょうかい)しています。

お問い合わせ

子育て健康部健康推進課予防係
ダイヤルイン:0566-76-1133

安城市新型コロナワクチン接種コールセンター
電話番号:0566-91-3567