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未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2025年8月27日
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個人の重症化予防を目的としており、接種を受ける法律上の義務はなく、強制されるものでもありません。
接種を検討する際には、効果や安全性をよくご理解いただいた上で、接種を受けるかどうかをご判断ください。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。インフルエンザウイルスは、鼻や喉など気道の粘膜に感染を起こして増殖し全身に広がります。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の「かぜ」と同じように、のどの痛み、鼻水、咳等の症状も見られます。
発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や亡くなってしまう方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。
特に基礎疾患のある方や高齢者では重症化する可能性が高いと考えられており、インフルエンザワクチンの最も大きな効果は「重症化」を予防することです。
季節性のインフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では例年12月から3月までが流行シーズンです。
高齢者向けのインフルエンザワクチンは注射型のタイプになります。
なお、インフルエンザワクチンは、製造過程で鶏卵を使用しています。鶏卵、鶏肉、その他の鶏由来のものに対してアレルギーのある方は、注意が必要ですので接種医とご相談ください。
皮下注射により実施します。
なお、予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間はおよそ5か月間とされています。より効率的に有効性を高めるためには、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことをおすすめします。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は「重症化」を予防することです。
インフルエンザ(季節性)ワクチンは、毎年流行するウイルスの型を予測してワクチンが製造されます。
令和7年度に使用されるワクチンは、次のA型2種類、B型1種類のインフルエンザウイルス株が混合された3価ワクチンです。昨年度は4価ワクチンでした。
定期接種として受けられる回数は、1回です。
※基礎疾患(慢性疾患)をお持ちの方で、著しく免疫が抑制されていると考えられる方は、医師の判断で2回接種となる場合があります。なお、この場合、2回目の接種は任意接種となり、接種費用は全額自己負担となります。
副反応として、接種した場所の赤み、はれ、痛み等が挙げられます。接種を受けられた方の10%~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気、だるさなどが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。
また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み、掻痒感、呼吸困難等)が見られることもあります。
予防接種を受けたあと、接種した部位が痛みや熱をもってひどく腫れたり、全身のじんましん、繰り返す嘔吐、顔色の悪さ、低血圧、高熱など、普段と異なる症状がみられたら、早めに医師(医療機関)の診察を受けてください。
他のワクチン(新型コロナウイルスワクチン、肺炎球菌ワクチン、帯状疱疹ワクチン等)との同時接種は、医師が特に必要と認めた場合に可能となります。接種医にご相談ください。
該当がある方で接種を希望する場合は、医師等にご相談ください。
安城市に住民登録があり、次のいずれかを接種日時点で満たす方
令和7年9月16日(火曜日)
接種日時点で60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓、呼吸器の機能及びヒト免疫不全ウイルス(HIV)により免疫の機能のいずれかに障害を有する方で、身体障害者手帳1級相当を申請中の方
医師の診断書(記載日から3か月以内のものに限ります。写しも可。)を添えて、安城市保健センターに、高齢者インフルエンザ予防接種予診票兼接種券交付申請書を提出してください。(詳しくは安城市保健センターにお問い合わせください。)
令和7年9月16日(火曜日)以降随時、交付または発送します。
令和7年10月1日(水曜日)から令和8年1月31日(土曜日)まで
定期接種期間内であっても、医療機関によってはワクチンの在庫状況により接種を受けられない場合がありますので、接種を希望される場合は余裕をもってお早めに受けるようにしてください。
原則、安城市内の医療機関に限ります。直接実施医療機関へ電話又は来院にて予約してください。
接種券一斉発送日(令和7年9月16日(火曜日))に市内実施医療機関を掲載しますので、しばらくお待ちください。
予防接種法に基づく定期接種は、住民票に登録のある自治体で受けられますが、接種日の2週間前までに安城市に申請することで、安城市外の医療機関で接種を受けることができます。
高齢者インフルエンザ予防接種を受ける場合には、令和7年9月16日(火曜日)から申請できます。
1,500円 ※接種を受けた医療機関にてお支払いください。
市民税非課税世帯に属する方(同一世帯に課税者がいる場合は、対象となりません。)、生活保護受給者又は中国残留邦人等支援給付者は、接種前の届出により個人負担金が免除されます。届出前に接種した場合には、個人負担金の免除はできません。
接種を予約する前に、下記必要書類を安城市保健センターに郵送又はご持参ください。手続き完了前に接種した場合、個人負担金の免除はできません。
インフルエンザ予防接種の効果や副反応などについて十分納得されましたら、ご希望の指定医療機関へ予約し、下記の持ち物をお持ちください。なお、安城市外の医療機関で接種される場合は、持ち物が異なる場合がありますので、直接医療機関へ問い合わせください。
予防接種法に基づく定期の予防接種を接種し、接種後に重い副反応を疑う症状がみられた場合を健康被害と呼んでいます。健康被害が発生した場合は健康被害に関する請求ができます。ただし、接種した予防接種と健康被害の因果関係があると厚生労働大臣が認定した場合のみ健康被害に対する給付を受けることができます。
※インフルエンザの定期接種は、B類疾病の定期接種に該当しますので、請求の期限があります。
詳しくは、「【厚生労働省】予防接種健康被害救済制度について(外部リンク)」をご覧ください。
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