受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2025年11月18日
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風しんは、発熱及び発しんを主な症状とし、飛沫感染により人から人へ感染する感染力が強い疾病です。妊娠中の女性が風しんに感染すると、子どもに眼や耳等の障害を含む先天性風しん症候群が生じる可能性があり、一度風しんがまん延すると、その影響を受けて先天性風しん症候群も増加する傾向がみられます。風しんの発生及びまん延の予防のため、国の制度に基づき、風しんの予防接種を受ける機会がなかった抗体価の低い世代に対し、風しんの抗体検査と、麻しん風しん混合ワクチンを使用した風しんの定期予防接種を実施しました。
本市では、妊娠を希望する女性とその夫、又は妊婦の夫を対象に、風しんの抗体検査及び予防接種費用の一部助成も行っています。詳しくは、「風しんの抗体検査及び予防接種費用に関する助成について」のページをご確認ください。
該当する方に対し、抗体検査と予防接種をそれぞれ1回無料で受けられるクーポン券を令和6年4月15日に発送しました。
※現在、予防接種を受けられる期間を延長しています。定期接種を受けるには、クーポン券ではなく、接種期限を延長した予診票が必要になります。
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性で、抗体検査の結果、十分な量の風しんの抗体がないことが判明した方
令和9年3月まで
| ※以下の実施方法は、予防接種期間が延長される前の内容です。期間延長後の予防接種の受け方については、「麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の定期接種期間延長」のページをご確認ください。 |
風しんの抗体検査を受けてから、検査結果によって風しんの定期予防接種を実施します。平成26年4月以降に抗体検査を受け、十分な量の風しんの抗体がないことが判明している方は、検査の結果とクーポン券を持参し、実施機関で風しんの定期予防接種を受けてください。
定期予防接種で使用する麻しん風しん混合ワクチンについて、麻しんウイルスの力価(免疫を獲得するのに必要なウイルスの強さ)が有効期間内に承認規格を下回る可能性のあるロットが確認されたため、製造会社である武田薬品工業株式会社において該当するワクチンの自主回収及び出荷停止が行われています。これに伴い、医療機関によってはワクチンの供給が不足している場合があります。
こうした事情を踏まえ、厚生労働省は、やむを得ず定期接種を受けられなかった者に対し、公費で予防接種を受けられる期間を2年間延長することを可能とする方針を示しました。
詳細は、「麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の定期接種期間延長」のページをご確認ください。
厚生労働省から示されている予防接種期間の延長が可能な対象は、以下の要件を満たす方です。
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。詳しくは、「予防接種健康被害救済制度」のページをご確認ください。