南海トラフ地震臨時情報
「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された場合や、地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に気象庁から発表される情報です。
南海トラフ地震臨時情報
南海トラフ地震臨時情報が発表されると、テレビやラジオ、インターネット等で情報の伝達が行われます。
南海トラフ地震臨時情報(調査中)
観測された異常な現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関連する課どうか調査を開始した場合、または調査を継続している場合に該当します。
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)
南海トラフ沿いの想定震源域内のプレート境界において、M8.0以上の地震が発生したと評価した場合に該当します。
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)
以下の場合が該当します。
- 南海トラフ地震の想定震源域内のプレート境界において沿いの想定震源域内のプレート境界においてM7.0以上M8.0未満の地震が発生したと評価した場合
- 想定呻吟域のプレート境界以外や、想定震源域の海溝軸外側50km程度までの範囲でM7.0以上の地震が発生したと評価した場合
- ひずみ計等で有意な変化として捉えられる、短い期間にプレート境界の固着状態が明らかに変化しているような通常とは異なるゆっくりすべりが観測された場合
南海トラフ地震臨時情報(調査終了)
巨大地震警戒、巨大地震注意のいずれにも当てはまらない現象と評価した場合に該当します。
令和7年度における臨時情報
令和6年度における臨時情報
令和6年8月8日南海トラフ地震臨時情報(終了)
- 令和6年8月15日(木)、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の呼びかけ終了
令和6年8月8日(木)午後4時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震発生後、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていないことから、令和6年8月15日(木)午後5時、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)に伴う政府としての特別な呼びかけが終了しました。
しかしながら、大規模地震発生の可能性がなくなったということではありません。
「備えあれば憂いなし」を合言葉に、日ごろからの地震への備えを今一度ご確認いただき、お過ごしくださるようお願いいたします。
- 令和6年8月8日(木)、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表
令和6年8月8日(木)午後4時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震と南海トラフ地震との関連性について検討した結果、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。
災害情報