受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
ホーム > 市政情報 > 計画・プラン > 第2次安城市雨水マスタープランの策定 > 水田貯留事業
ページID : 7115
更新日:2024年11月20日
ここから本文です。
現在、国や県が一級・二級河川の整備を進めていますが、まだ整備途中であり、その上流に位置する準用河川や排水路の整備に着手できないため、市としては「雨を速やかに流す」から「雨を貯める、浸透させる」へ発想転換し、“より災害に強いまち”にしたいと考えています。
その方法のひとつが“水田貯留事業”です。水田に雨を5cm程度余分に貯めることで、洪水被害を軽減させることができます。この事業は、私有地である水田を利用して行うため、水田の所有者と耕作者の同意を得て行っています。
水田貯留には、水路流量調整方式と排水マス流量調整方式があります。どちらの方式も、水田にいつもより「もう少しだけ余分に」雨水を貯めることができます。
水田貯留に取り組む営農者で構成した「田んぼで街を守り隊」が、国土交通省中部地方整備局所管の中部の未来創造大賞推進協議会が主催する「第23回中部の未来創造大賞」に水田貯留に関する取組事例を応募した結果、優秀賞を受賞しました。
国土交通省所管のグリーンインフラ官民連携プラットフォームが主催する「第1回グリーンインフラ大賞」に本市の水田貯留に関する取組事例を応募した結果、優秀賞を受賞することができました。
No. |
実施場所 |
流域名 |
水田面積(ヘクタール) |
貯留容量(立法メートル) |
令和5年度の実績 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
準用河川堀内川 |
4.08 |
1,371 |
水田貯留実施 | |
2 |
準用河川堀内川 |
2.45 |
767 |
転作のため水田貯留未実施 | |
3 |
準用河川志茂川 |
4.00 |
1,058 |
水田貯留実施 | |
4 |
準用河川志茂川 |
1.93 |
659 |
転作のため水田貯留未実施 | |
5 |
西町雨水幹線 |
1.69 |
435 |
水田貯留実施 | |
6 |
一級河川西鹿乗川 |
1.37 |
229 |
転作のため水田貯留未実施 |
No. | 実施場所 | 流域名 |
水田面積 (ヘクタール) |
貯留容量 (立法メートル) |
令和5 年度の実績 |
1 | 準用河川堀内川 |
37.54 |
18,768 |
左記の内、15.55haで水田貯留実施(貯留容量7,777 立方メートル) |
|
2 | 北山崎町(PDF:667KB) | 準用河川溝川 | 0.93 | 467 |
転作のため、水田貯留未実施 |
3 | 追田川 |
33.69 |
16,845 | 左記の内、11.81haで水田貯留実施(貯留容量5,905立方メートル) | |
4 | 高木町・山崎町(PDF:336KB) | 一級河川西鹿乗川 | 13.34 | 6,672 |
左記の内、2.45haで水田貯留実施(貯留容量1,223立方メートル) |
5 |
宇頭茶屋町・橋目町(PDF:697KB) | 松下用悪水路 | 10.18 | 5,091 |
令和5年度工事、令和6年度から水田貯留実施 |
6 |
池浦町・大東町(PDF:651KB) | 大山田第一雨水幹線 | 1.35 | 675 | 1.35haで水田貯留実施(貯留容量675立方メートル) |