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更新日:2024年10月25日
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市民ギャラリー企画展「フローラ市民ギャラリーを彩る草と花」の関連イベント「草木染め体験」が開催され、親子連れ等20名程が参加しました。有松絞り染め職人さんを講師に迎え、植物の廃棄される部分を使用し、エコバッグとタオルハンカチに草木染めをする体験です。
当日発表された染料は、普段なら廃棄されてしまう、玉ねぎの皮・にんじんの葉っぱ・コーヒー豆のドリップ後のカスの3種類。その中から自分達の好きな染料を2種類選び、まず絞りの部分を作業していきます。絞り染めの要領で、輪ゴム・糸・スーパーボール・割りばし等を使い、絞りとなる部分をぎゅっと縛ります。この作業がなかなか難しいため、講師のアドバイスをもらいながら、できあがりの柄をイメージして、みんな一生懸命に取り組んでいました。絞りの作業が終わると、用意された3種類の染液に漬けて煮ます。その後、色落ちを抑えたり発色をよくしたりする媒染と呼ばれる作業を行います。自然の染料で染まりに時間がかかるため、うまく染まっていない場合は、この作業を繰り返しました。
できあがった作品を広げると、「うわ~すご~い!」「上手にできた!」等、喜びの声が聞こえました。輪ゴム等で縛る位置や縛り方を変えるだけでいろいろな模様が作れるため、オリジナル溢れる世界に1つだけの作品です。
どれも自然ならではの淡く優しい色合いが素敵な作品に仕上がりました。