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更新日:2024年8月26日
新型コロナワクチンの主な副反応として、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
稀な頻度で、アナフィラキシー(急性のアレルギー反応)、心筋炎や心膜炎を疑う事例が発生したことが報告されています。もし、こういった重度の副反応が起きたときには、速やかに医療機関を受診することをお勧めします。
ワクチン接種後の副反応について、気になる症状が続く、改善されないなどの場合には、まず身近な医療機関(かかりつけ医や接種を受けた医療機関など)に受診、相談してください。受診の結果、専門的な対応が必要と判断された場合には、受診した医療機関から専門的な医療機関の紹介を受けることとなります。
また、厚生労働省では、コロナワクチン接種に係る副反応や、発熱・痛みへの対応等についてのQ&Aを掲載しておりますので、下記のページをご覧ください。
国では、ワクチンの安全性を確認するため、ワクチン接種後に生じた症状について継続的に情報収集を行っています。また、収集した情報について、国の審議会(副反応検討部会)で報告し、定期接種として広く国民に接種していただくうえで、安全性に問題が無いかを専門家が評価しています。
なお、万が一、定期接種のワクチンにより健康被害が生じた場合に備え、健康被害救済制度を設けています。
予防接種では健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。当該予防接種と因果関係がある旨を厚生労働大臣が認定した場合、市は健康被害に対する給付(医療費、障害年金など)を行います。申請に必要となる手続きなどについては、保健センター(0566-76-1133)にご相談ください。また、厚生労働省・予防接種健康被害救済制度(外部リンク)についてもご確認ください。
なお、申請から給付が決定するまでは、数か月から2年程度の時間を要する場合もあります。また、不認定となり給付対象外となる場合もあります。
厚生労働省の審査会の状況は、下記よりご確認ください。
愛知県では、接種後に副反応(副反応疑いを含む。以下「副反応等」という。)を発症した方で、上記健康被害救済制度を申請された方を対象に、医療機関で治療を受けた際の医療費等の経済負担の軽減を図るため、県独自の「新型コロナワクチン副反応等見舞金」を支給します。
詳細は愛知県のホームページ(外部リンク)をご確認ください。
(対応言語と時間)
愛知県では、新型コロナワクチン接種後、副反応を疑う症状を示した方への対応として、かかりつけ医など身近な医療機関では対応が困難な副反応の症状に対し、接種を受けた方が専門的な医療機関を円滑に受診できるよう、県内11か所の専門的な医療機関の協力を得て、相談窓口を設置、運営しています。
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