受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2025年4月1日
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風害等の気象害、ツチクラゲ菌、マツバノタマバエ等の病虫害等もありますが、現在各地で特に被害の多い松枯れの原因はマツノザイセンチュウです。このマツノザイセンチュウは、体長1mmにも満たない小さい線虫です。その線虫を健全な松に媒介し、被害をまん延させるのが体長3cm程のマツノマダラカミキリという昆虫です。つまり、線虫が松枯れの犯人で、カミキリがその運び屋なのです。このため、松を守るには病原体であるマツノザイセンチュウと運び屋のマツノマダラカミキリとの関係をどこかで断ち切ることが必要なのです。
松に薬剤を注入し、松に対する生理的な抵抗力を高める方法です。
地上から動力噴霧機等を利用してマツノマダラカミキリを駆除するための薬剤散布です。
<樹幹注入>
被害木を伐採して樹体内のマツノマダラカミキリの幼虫やマツノザイセンチュウを駆除するものです。
<被害木自主駆除>
安城市の木であるクロマツを松くい虫による被害から防ぎ、市の緑を保全するため松に樹幹注入剤を注入し、また地上散布剤を散布する方に補助金を交付します。
なお、樹幹注入への補助については、薬剤効果持続期間の向上に伴い、5年に1度としていたものを、令和2年4月1日からは6年に1度としています。
クロマツの植栽をされている土地の所有者または管理者で、市税を滞納していない方。
薬剤代を補助します。なお、薬剤代以外のもの(薬剤注入手間、薬剤散布委託料等)は補助の対象外です。
ページ最下部の「手続きの方法及び流れ」にあります「松くい虫薬剤防除申請書類」から様式をダウンロードし、次のとおり提出してください。
工事完了後は、次のとおり提出してください。
松くい虫による被害のまん延防止と早期駆除のため、松くい虫による被害木の自主駆除をする方に補助金を交付します。
被害木の所有者または管理者で、市税を滞納していない方。
被害木の伐採及び焼却に係る費用の一部を補助します。私有地と、保全地区・神社・仏閣等で補助金額の算定方法及び限度額が異なります。
幹径(計測は、地上高1.2mの位置とする) | 1本につき(円) |
24cm以上28cm未満 | 7,000 |
28cm以上32cm未満 | 9,000 |
32cm以上35cm未満 | 13,000 |
35cm以上38cm未満 | 16,000 |
38cm以上 | 20,000 |
体積1㎥あたり20,000円、トラッククレーン使用の場合は1㎥あたり30,000円
*体積計算方法
幹径(m) =幹周(m)÷3.14
半径(m) =幹径(m)÷2
断面積(㎡)=半径(m)×半径(m)×3.14
幹体積(㎥)=断面積(㎡)×樹高(m)×0.5
全体積(㎥)=幹体積(㎥)×拡大係数(1.36)
補助額=補助限度額×全体積(㎥)
ページ最下部の「手続きの方法及び流れ」にあります「松くい虫被害木自主駆除申請書類」から様式をダウンロードし、次のとおり提出してください。
工事完了後は、次のとおり提出してください。
必ず、工事着手前に申請して下さい。 着工後の申請については受付いたしません。
申請書は公園緑地課へ郵送または公園緑地課の窓口へ直接提出してください。
松くい虫薬剤防除申請書類(記入例)(ワードdocx:63KB)
松くい虫被害木自主駆除申請書類(記入例)(ワードdocx:78KB)
松くい虫被害木自主駆除申請書類(記入例)(PDF:346KB)