ここから本文です。
更新日:2024年5月15日
この地域に伝わる郷土料理を紹介します。(参考資料:安城食の風景)
料理の作り方は、手に入れやすい食材を使い、作りやすいように調理手順等を現代風にアレンジしたものを掲載しています。
鶏肉とうどんで作る「すき焼き」のことで、冬のごちそうのひとつです。鍋に鶏肉、こんにゃく、ねぎ、たまり醤油、ザラメなどを入れて煮ます。食べ終わりに湯を足して、別にゆでておいたうどんを入れて食べます。
桃の節句に供えられる和菓子。「おこしもの」ともよばれています。米粉を練って、さまざまな形をした木の型に入れて形を作り、そこに色粉で文様などを着色して蒸しあげたものです。焼いて、醤油をつけて食べます。
桃の節句に供えられる和菓子。米粉を湯で練ってからセイロで蒸し、すり鉢(臼)でついて皮を作ります。皮にあんを入れて包み込み、着色したもち米(いが)を付け、セイロで蒸します。
箱に入れて作ることから「箱寿し」、箱を重ねてツメ木を使って重しをするので「押し寿し」とも呼ばれています。秋祭りの時などによく作られていました。すしの具(子)は、ボラのくずし身、たまごの薄焼き、ちくわ・かまぼこの煮たもの、めじろ(あなご)などです。
今でいう五目ご飯のことで、「にんじんご飯」とも呼ばれています。法事など人が大勢集まる時の料理としてよく作られていました。したじ飯の具は、油揚げ、ちくわ、にんじんが一般的な材料で、鶏肉、こんにゃくを入れることもあります。
この地方の冬の料理の中でもっともよく作られていました。鍋に少量の水を入れ、そこに、大根、にんじん、里芋、ねぎを切って入れ、豆味噌はすらずにそのまま入れ、削り粉、砂糖で味をつければ出来上がりです。
「輪切り汁」「おとう汁」とも呼ばれています。大根をそのまま2センチ程度の輪切りにし、油揚げや里芋を入れてたっぷりの汁で煮て、豆味噌をすり鉢ですって入れていました。法要の際の食事や、冬場の家庭料理としてよく作られていました。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ