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更新日:2018年5月31日
平成28年度に行った発掘調査の成果を展示しています。平成28年度は、発掘調査11件、試掘・確認調査24件を行いました。その中から、以下の4遺跡の調査成果を展示しています。
長先遺跡(藤井町)弥生時代中期後葉の方形周溝墓群を発見しました。方形周溝墓からは、ほぼ完形に復元できる弥生土器が出土しました。 桜井城跡(桜井町)昨年度につづき、土地区画整理事業に伴う発掘調査でした。全く想定されていなかった堀のような大型溝や、古代の竪穴建物跡も発見しました。 姫小川古墳(姫小川町)墳丘の範囲確認調査です。古墳のくびれ部からは、埴輪の破片が見つかりました。このほか、中世の墓石なども見つかっています。 坂戸・三本木遺跡(安城町)岡崎市との境にある遺跡です。弥生時代の竪穴建物跡やたくさんの土器、さらに銅鐸形土製品が見つかりました。銅鐸形土製品は、安城では初めての出土です。 |
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愛知県埋蔵文化財センターが鹿乗川流域で発掘調査し、移管されてきた(=郷土帰りした)資料や、安城出身の考古学者 大参義一(おおみぎいち)氏が発掘し、長らく名古屋大学考古学研究室に展示され、60年ぶりに安城市に帰ってきた資料などを展示しています。
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