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更新日:2015年5月27日
平成25年度に行った発掘調査の成果を展示しています。平成25年度は、発掘調査7件、試掘・確認調査40件を行いました。その中から、以下の7遺跡の調査成果を展示しています。
別郷廃寺(西別所町)別郷町・西別所町にまたがる古代寺院跡。1000点以上の瓦や須恵器片などが見つかりました。飾り瓦の鴟尾(しび)など、珍しい遺物も多数出土しています。 岩根城址(小川町)小川町に所在した、加藤正成の居館と伝わる遺跡。調査では、深さ2m以上ある堀の存在を確認しました。戦国時代や江戸時代の遺物が出土しています。 安城古城址(安城町)安城町の台地上にある城跡。調査では堀に加え、土塁ともとれる痕跡を確認しました。古代の柱穴も多数見つかっています。 高畑遺跡(高木町)東部小学校の南東にあ集落遺跡。これまでも、古代から中世の集落跡が確認されていますが、今回の調査でも、古代の甕や須恵器、中世の鍋など、生活の痕跡を残す遺構や遺物が確認できました。 本證寺境内地(野寺町)県指定史跡にもなっている、三河一向一揆の舞台となった寺院。外堀の確認調査を行いました。確認できた堀からは、戦国時代の鍋や江戸時代の陶磁器などが多数出土しました。 今村城跡(今本町)新安城駅のやや北、国道1号線沿いにある城跡。戦国時代の遺物を含む土坑や、幕末から明治期の生活の痕跡が確認できました。 井ノ池遺跡(古井町)古井簡易郵便局周辺に広がる集落遺跡。過去の調査では、平安時代の井戸などが見つかっています。この会の調査では、中世の溝や焼成土坑、古代の柱穴などが見つかりました。 |
これまでの遺跡発掘調査によって戦国時代の資料が増加してきたことを機に、安城市内にある戦国遺跡の特集展示を行うこととなりました。
遺跡や遺物を紹介しながら、戦国時代の安城をわかりやすく解説します。ぜひお越しください☆
土器づくり教室の先生たちが作った作品を展示しています。ぜひご覧ください。
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