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更新日:2013年6月20日

釈迦山遺跡

遺跡番号

 540097

概要

 釈迦山遺跡は堀内川によって作られた谷に立地しており、鹿乗川流域遺跡群のひとつに含まれます。弥生時代後期には川岸になっていたと推測され、腐植土の中から自然木とともに大量の土器・木製品が出土しました。
 木製品の種類は鋤や鍬などの土木具、竪杵などの農具、織機の一部、短甲(鎧の一部)や盾、建築部材や竪櫛などさまざまです。
 遺構は特に確認されませんでしたが、たくさんの杭が打ち込まれた状態で見つかりました。
 この遺跡は当時の人々が川に生活廃棄物を投棄したもので、生活場所は台地上の本神遺跡だったと推測されます。 

arrow 鹿乗川流域遺跡群

木製の鍬

耕起具

 

 

 

 

 

横槌

横鎚

 

竪櫛

竪櫛

短甲

短甲

 

 

 

所在地

安城市古井町釈迦山

釈迦山遺跡位置

パレススタイル土器 

 釈迦山パレス

 

お問い合わせ

生涯学習部文化振興課文化財係
電話番号:0566-77-4477   ファクス番号:0566-77-6600