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更新日:2017年3月21日
市指定史跡 |
遺跡番号 541058 |
現況(岩根公民館隣の社) 一帯は宅地となっています。 |
所在地
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鎌倉時代に、加藤正成(かとうまさしげ)が築いたとされる城館です。東西・南北ともに70間(およそ127m)あり、北・西・南に土塁があったとされます。平成25年(2013)の発掘調査では、南西部で堀が確認されました。堀は幅4.7m以上、深さ2.8m以上あります(※底は調査区外)。上層からは主に江戸時代の遺物が出土しましたが、調査区内の最深部からは戦国時代の土師器や陶器が出土したことから、この頃に堀を掘削したか埋没しはじめたと考えられます。このほかに行われた発掘調査でも戦国時代の遺構・遺物が確認されており、岩根城に関わるものとみられます。
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▲地籍図 水色が堀、黄色は道です。中央の折れ曲がった部分は、大手(正門)とみられます。四角い黒枠が、平成25年度の調査地です。 |
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