受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2023年5月12日
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安城市は昭和27年5月5日に県下13番目の市として誕生して以来、今年で69周年を迎えました。本市の発展に様々な分野で貢献された方々を次のとおり表彰しました。
なお、今年度は、愛知県に「まん延防止等重点措置」が適用されたため、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、被表彰者、感謝状被贈呈者及び主催者のみの参加として縮小開催しました。式典後に予定していた講演会「SDGsで安城市の未来を考える」は、録画したものを配信します。
本市の発展に尽くされた市政功労者の皆さま及び様々な分野で功労のあった一般功労者の皆さまを表彰しました。また、多額の寄附等を頂いた皆さまに特別感謝状を贈呈しました。
【市政功労者表彰受賞の皆さん】
【一般功労者表彰受賞の皆さん】
【特別感謝状被贈呈者の皆さん】
【受賞の様子】
本来であれば、ご来賓をはじめ、各界各層からのご臨席を賜り、盛大に市制施行69周年安城市発展祭を挙行するところですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催規模を大幅に縮小して、表彰者の皆さまのみの参加とさせていただきました。市勢の進展に多大なる貢献をいただいた皆さまには、多くの方々に祝福され表彰の栄に浴されるべきですが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
さて、本市は、昭和27年5月5日、県下13番目の市として、わずか3万7千人余の人口で市制を施行しました。現在では18万9千人を超え、まさに西三河南部の中核的な都市として飛躍的な発展を遂げてまいりました。
この間、市街化区域では土地区画整理事業を積極的に推進し、良好な住環境を整備するとともに、農村地域でも土地改良事業により圃場整備を進め、農業先進地としての地位を確かなものとしてまいりました。また、農地の一部を工業用地に転用し、県内でも有数の工業製造品出荷額を誇る、ものづくりの拠点地域を形成してきました。
このように市勢が目覚ましい進展を遂げることができましたのも、ひとえに国・県を始め関係各位の温かなご指導、ご援助並びに本日ご参会の皆さまを始めとする市民の方々が、郷土発展のためにご尽力くださった賜であり、ここに衷心から厚く感謝の意を表します。
昨年は、4月にデンパークフローラルプレイスを、八月にスポーツセンターをリニューアルオープンし、コロナの緊急事態宣言解除後には多くのお客さまにお越しいただきました。
そして、本年3月には、名鉄新安城駅が橋上化され利便性の向上が図られたとともに、9月からは移転整備される北部学校給食共同調理場において、安全でおいしい学校給食の提供が始まります。さらに、本年度末までには、安城更生病院の新棟が完成し、地域医療の充実が図られ、中心市街地では高層マンション、オフィスビル、ビジネスホテル等の複合施設「デンシティ」が竣工される見込みです。
また、本年4月6日に、東京オリンピック・パラリンピックの聖火ランナーが、無事、本市を走り、4月19日から、老人福祉施設での新型コロナワクチン接種もはじまりました。さらに、一般の高齢者の方へのワクチン接種が、5月10日の週からいよいよ始まります。コロナウイルスと共存しながら、オリンピックをはじめ、様々な行事が執り行えますことを願っているところでございます。
本市では、平成28年度より市の長期計画「第八次安城市総合計画」に定める目指す都市像を、健やか幸せを意味いたします「健幸都市」としており、「幸せつながる健幸都市 安城」を合言葉に様々な事業を展開してまいりました。そして、令和2年度から5年度までの後期計画では、持続可能な開発目標「SDGs」の視点を取り入れ、各種施策を推進してまいります。
コロナ禍により先行き不透明感の漂う世相ですが、引き続き明るい話題の提供に努め、市民一人ひとりが生活の豊かさとともに幸せを実感できる「ケンサチ」のまちの実現を図るとともに、十八万九千市民の皆さまの平和と幸福に満ちた社会づくりに、一層まい進して行く決意であります。
結びにあたりまして、このたび市政功労者、一般功労者の表彰並びに特別感謝状をお受けになられます各位に、謹んで敬意と感謝を表しますとともに、十八万九千市民のご多幸と、本市の限りない発展を祈念いたしまして、式辞といたします。
令和3年5月9日
安城市長 神谷 学
新緑の輝く季節を迎え、本日ここに令和3年度安城市発展祭が挙行されることを祝し、安城市議会を代表して、一言ごあいさつを申し上げます。
本日、この発展祭で晴れの表彰の栄に浴されます、市政功労者並びに一般功労者の皆様、誠におめでとうございます。皆様は、長年にわたり、市の発展のためにそれぞれの分野において多大なご貢献をされました。そのご功績が、今日の安城市の発展をもたらしており、そのご労苦に対しまして、心から感謝と敬意を表します。皆様には、豊富な経験と高い見識を活かし、今後も安城市の発展のために、より一層のお力添えを賜りますとともに、更なるご活躍をお祈りいたします。また、特別感謝状をお受けになられます皆様には、日頃からの安城市への格別なるご厚情に対しまして、深く感謝申し上げます。
さて、昨年来の新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、世界経済から私たちの日常生活まで大きな影響を及ぼしています。未だ終息時期も判然としない中、ウィズコロナ・ポストコロナ時代を見据え、今後、地方自治体も政策や施策の方向性を柔軟に変化させていく必要があると考えます。
市議会としましては、昨年度、高校生との意見交換会として「あんじょう未来ミーティング」を開催しました。コロナ禍で通常開催ができず、書面開催、リモート開催という開催方法となりましたが、生徒の皆さんのしっかりとした考えやご意見をお聴きし、私たち議員も大変感銘を受けました。新しい生活様式である「リモート会議」を行うことができたのも大いに意義のあるものであったと感じております。
今後も、安城市議会は、「市民に開かれた議会」を目指すべく、市民の皆様の目線に立ち、議会改革を一層推進してまいります。また、安城市の目指す都市像「幸せつながる健幸都市・安城」の実現に向けて、引き続き全力で取り組んでまいりますので、今後とも皆様方の変わらぬご理解とご協力をお願い申し上げます。
結びにあたり、本日ここにご列席の皆様をはじめ、市民の皆様のご健勝とご多幸、そして、安城市の益々の発展を祈念いたしまして、私のあいさつとさせていただきます。
本日は、市制施行69周年安城市発展祭、誠におめでとうございます。
令和3年5月9日
安城市議会議長 大屋 明仁
「SDGsで安城市の未来を考える」
竹田 法信(たけだ のりのぶ)氏(株式会社プロジェクトデザイン 元内閣府、SDGs推進担当)
株式会社SUBARUに就職し、販売促進や営業を経験。その後海外留学等を経て、地元富山にUターン。富山市職員として、福祉、法務、内閣府派遣、フィリピン駐在、SDGs推進担当を歴任。