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更新日:2025年8月28日

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子どもインフルエンザ予防接種

  • 子どもインフルエンザ予防接種費用における、一部助成の期間は令和7年10月1日(水曜日)から令和8年1月31日(土曜日)までです。
  • 助成券の発送日は令和7年9月16日(火曜日)です。郵便事情により、お手元に助成券が届くまでにおおむね2週間程度かかる場合があります。

本市では、1歳から18歳(高校3年生相当)までの方向けに、インフルエンザの予防接種費用の一部助成を行っています。

なお、この予防接種は任意接種であるため、接種について法律上の義務はありません。また、予防接種は強制されるものでもありませんので、接種を検討する際に、効果や安全性をご理解いただいた上で、接種を受けるかどうかご判断ください。

1.インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。インフルエンザウイルスは、鼻や喉など気道の粘膜に感染を起こして増殖し全身に広がります。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の「かぜ」と同じように、のどの痛み、鼻水、咳等の症状もみられます。

特に、お子さんではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では、細菌による肺炎を伴う等、重症になることがあります。

季節性のインフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12月から3月までの間が流行シーズンです。

2.インフルエンザワクチン

現在国内で使用されているインフルエンザワクチンは、従来の注射型のタイプと、昨年度から登場した、鼻に噴霧する「針のない」タイプの2種類です。どちらを接種するか迷ったり悩んだりする場合は、接種医にご相談のうえ、決めていただくようお願いします。

なお、インフルエンザワクチンは、製造過程で鶏卵を使用しています。鶏卵、鶏肉、その他の鶏由来のものに対してアレルギーのある方は、注意が必要ですので接種医とご相談ください。

ワクチンの特徴・効果

1.注射タイプのインフルエンザワクチン(不活化ワクチン)

皮下注射により実施します。免疫の持続効果は、およそ5か月程度といわれております。

接種回数・接種間隔
対象年齢 接種回数・接種間隔
生後6か月から13歳未満 2~4週間の間隔を空けて、2回接種
13歳以上 1回接種
副反応・注意事項

副反応として、接種した場所の赤み、はれ、痛み等が挙げられます。接種を受けられた方の10%~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気、だるさなどが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。

また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み、掻痒感、呼吸困難等)が見られることもあります。

2.鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチン「フルミスト®」(生ワクチン)

鼻にスプレーするタイプのインフルエンザワクチンです。注射とは異なり、鼻に噴霧するタイプなため、痛みがありません。免疫の持続効果は、およそ1年程度といわれております。

接種回数・接種間隔
対象年齢 接種回数・接種間隔
2歳以上19歳未満 1回接種
副反応・注意事項

フルミスト®は、弱毒化されたインフルエンザウイルスが含まれており、鼻の粘膜に軽い感染を起こして免疫を付けます。病気を起こす力はほとんどありませんが、約6割の方に鼻水、鼻づまりが認められています。鼻腔内に噴霧するため、接種後に軽い風邪のような症状(鼻水、くしゃみ、咳など)が現れることもあります。

また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み、掻痒感、呼吸困難等)が見られることもあります。

喘息や慢性疾患をもつお子さんには適さない場合がありますので、ご心配な方は医師にご相談ください。また、ゼラチンアレルギーがある方、明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する方及び免疫抑制をきたす治療を受けている者などは、経鼻生ワクチンの接種ができない場合がありますので、接種前に医師にご相談のうえ、ご検討ください。

効果的な接種時期

インフルエンザウイルスは毎年のように変異しながら流行を繰り返しています。これに対応するため、原則的には予防接種は毎年必要です。

従来の季節性インフルエンザの国内流行期が通常12月末から翌年3月頃ですので、これに備えて、12月中旬までに接種が完了するような接種計画を組むことが効果的です。

3.助成対象者、助成額及び助成回数

1歳から18歳(高校3年生相当の方)の方が助成の対象です。「1歳から小学生の方」と「中学生及び高校生相当の方」で使用ワクチンによって、助成額及び助成回数が異なりますので、ご注意ください。
※安城市外に転出された方(転出日当日を含む)は助成の対象とはなりません。

助成額・助成回数

令和7年度の助成対象者の該当生年月日における助成額及び助成回数は以下の表のとおりとなります。該当しない方は、助成の対象外ですので、助成券を利用することはできません。

1歳から小学生の方(平成25年4月2日生まれから令和6年12月31日生まれまでの方)

使用ワクチン 助成額 助成回数
注射タイプのインフルエンザワクチン 1,000円 2回

経鼻噴霧タイプのインフルエンザワクチン(フルミスト®)
※2歳以上の方しか接種することはできませんので、ご注意ください。

2,000円 1回

中学生及び高校生相当の方(平成19年4月2日生まれから平成25年4月1日生まれまでの方)

使用ワクチン 助成額 助成回数
注射タイプのインフルエンザワクチン 1,000円 1回

経鼻噴霧タイプのインフルエンザワクチン(フルミスト®)

2,000円 1回

注意事項

各医療機関により接種費用は異なります。接種時に、市発行の助成券を実施医療機関の窓口へ提出し、医療機関が指定した金額(接種費用)をお支払いください。

4.助成券の発送日

令和7年9月16日(火曜日)※郵便事情により、お手元に助成券が届くまでにおおむね2週間程度かかることがあります。

なお、助成券を利用せず、接種費用を全額支払った場合、後で支払った接種費用をお戻しできません。
必ずインフルエンザ予防接種を受ける際に、助成券をお持ちください。

5.助成券有効期間

令和7年10月1日(水曜日)から令和8年1月31日(土曜日)まで

6.接種を受けられる場所

原則、市内実施医療機関です。直接実施医療機関へ電話又は来院にて予約してください。

なお、入院中または出産に伴う里帰り等の特別な理由により、安城市外での接種をご希望の方は、手続きが必要ですので、予防接種を予約する前に保健センターへお問い合わせ下さい。

安城市内の実施医療機関

助成券一斉発送日(令和7年9月16日(火曜日))に市内実施医療機関を掲載しますので、しばらくお待ちください。

7.接種当日の持ち物

インフルエンザ予防接種の効果や副反応などについて十分納得されましたら、ご希望の指定医療機関へ予約し、下記の持ち物をお持ちください。

  • 市発行の子どもインフルエンザ予防接種費用助成券
  • 母子健康手帳
  • 個人負担金
  • その他医療機関が指定するもの(子ども医療費受給者証、マイナ保険証、診察券など)
    ※直接医療機関へご確認ください。

8.インフルエンザの予防接種は任意予防接種です

この予防接種は、任意予防接種です。万が一、副反応によって健康被害が発生した場合は、予防接種法に基づく健康被害救済制度の対象ではなく独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済(外部リンク)の対象となる場合があります。

お問い合わせ

こども健康部健康推進課予防係

電話番号:0566-76-1133

ファクス番号:0566-77-1103