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更新日:2024年11月22日
2024年6月20日(木曜日)に発令していました「手足口病警報」については、2024年第46週(11月11日(月曜日)から11月17日(日曜日)まで)における愛知県全体の一定点医療機関当たりの手足口病の報告数が「1.48」となり、国立感染症研究所が定める警報継続の指標である「2」を下回ったことから愛知県が2024年11月21日(木曜日)付けで解除しました。
警報は解除されましたが、手洗い等による予防を心がけ、感染と重症化を防ぎましょう。
手足口病は、乳幼児を中心に夏季に流行する急性ウイルス性感染症です。
一般的な経過では、3日から5日の潜伏期をおいて、口腔粘膜、手のひら、足の裏や足の甲などに2mmから3mmの小さな水疱(すいほう)が現れ、口腔粘膜では小潰瘍(しょうかいよう)を形成することもあります。時に、水疱は肘、膝、臀部(でんぶ)などにもできることがあります。発熱は約3分の1に見られますが軽度で、38℃以下のことがほとんどです。通常は3日から7日の経過で消退します。
ごくまれに髄膜炎や脳炎などを生じることがあるので、高熱や嘔吐、頭痛などがある場合は注意を要します。
感染経路としては、飛沫感染、接触感染や患者の便を介しての感染と考えられています。
手足口病にはワクチンがなく、特別な治療法もありませんので、感染しないよう予防に心がけることが大切です。
感染予防対策としては、次のことが推奨されます。
症状が見られる場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
治療は安静と対症療法となります。
口腔内に病変がある場合は、水分不足にならないよう特に注意してください。
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