受け継ぐ想いを
未来へ届ける 望遠郷
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更新日:2024年12月3日
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安城市は、平成23年に平和首長会議に加盟しました。
1945年8月、広島・長崎両市は原子爆弾により一瞬にして廃墟と化し、両市合わせて21万人を超える多くの人々の尊い命が奪われました。原子爆弾は、その投下から75年以上が経過した現在でも、放射線による後障害や精神的な苦しみを生き残った市民に残しています。被爆者の「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という切なる思いを世界の人々に広げ、次の世代にも受け継いでいくために、広島・長崎両市は一貫して世界に核兵器の非人道性を訴え、その廃絶を求め続けてきました。
1982年6月24日、荒木武 広島市長(当時)は、米国・ニューヨーク市の国連本部で開催された第2回国連軍縮特別総会において、世界の都市に国境を越えて連帯し、共に核兵器廃絶への道を切り開こうと呼び掛けました。平和首長会議は、広島・長崎両市と呼びかけに賛同する都市(自治体)とともに設立されました。
平和首長会議は、加盟都市相互の緊密な連帯を通じて核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起するとともに、人類の共存を脅かす飢餓・貧困等の諸問題の解消さらには難民問題、人権問題の解決及び環境保護のために努力し、もって世界恒久平和の実現に寄与することを目的としています。
※平成25年8月6日に、平和市長会議が名称変更し、平和首長会議となりました。
本市では戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさと平和の尊さ、大切さを再認識していただくため、原爆パネル等の貸出しを実施しております。
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「原爆と人間展」パネル | 「広島・長崎被爆展示」組写真 |