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更新日:2025年10月20日

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安城市減災まちづくり研究会の活動

令和7年度

テーマ:「災害時の在宅避難を考える」

令和6年度能登半島地震での在宅避難の実態について学び、温かい食事づくりや、トイレの使用方法について「体験型研修」を行います。

※「在宅避難」とは、災害時において自宅の倒壊や焼損、浸水、流出の危険性がない場合に、そのまま自宅で生活を送る方法です。

第1回(令和7年8月6日)

  • へきしんギャラクシープラザにて、令和7年度安城市減災まちづくり研究会第1回研究会が開催されました。
  • 市による南海トラフ地震の被害想定に関する情報提供、実際に能登半島地震を経験された石川県在住の講師のお二人による鼎談、そして、各団体のTKBに対する取り組みや課題について、「民間」「公共」「NPO」「自主防」それぞれのグループに分かれて話し合いを行いました。
  • 約50団体からご参加いただき、防災の課題を共有していただけた時間となりました。

<研究会の様子>

南海トラフ地震被害想定に関する情報提供(国土強靭化関連の話題提供)

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  • 今年3月に発表された国による最新の被害予測調査および平成26年当時に安城市が行った被害予測調査、これらの被害予測調査を受けてどのような被害想定についてお話しました。(安城市)
  • まず自分の身を守る自助が大切ですが、大規模災害に立ち向かっていくためには自助だけでまかなうことはできず、公助だけでなく、共助となる地域力を発揮できるよう、コミュニティとしての防災力を強化していく必要があります。

鼎談「能登半島地震における在宅避難の実態について」

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  • 能登半島地震における在宅避難の実態について、石川県の穴水町社会福祉協議会の吉田氏、庄田氏にお話しいただきました。
  • 震災当日からどのように行動していたのか、トイレや避難所、在宅避難、車中泊について、写真とともにお話しいただきました。

バズセッション「各団体のTKBに対する取り組みや課題の共有」

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  • バズセッション「各団体のTKBに対する取り組みや課題の共有」では、「民間」「公共」「NPO」「自主防」の小グループに分かれ、国土強靱化における南海トラフ地震の被害予想や備えの重要性に関する説明の感想共有、鼎談の感想共有、各団体の備えの現状について意見交換を行いました。

発表

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  • バズセッションでお話しいただいた内容を発表していただきました。
  • マニュアルがあるが、実際にうまくいくかどうか。特に学校や施設等は、預かっている命を守るための行動が重要になる。(公共)
  • 避難の想定には、真冬や猛暑など季節も考慮する必要がある。情報収集では地域の中で情報格差があることは大きな課題。(民間)
  • 災害時や防災知識の底上げをしていくこと、普段から顔のみえる地域のつながりをつくることで、自助・共助を実践している互近助(ごきんじょ)が増えていくとよい。(NPO)
  • 各自主防災会なりに防災活動をやっているが、内容はバラバラではないか、住民の世帯数や人数に対して、避難所が足りていないことや、届いた物資を避難所以外にいる方に届ける方法も考慮する必要がある。(自主防災組織)

 

 

  • それぞれの団体で挙げている課題が異なります。
  • 様々な団体が意見を交わし、防災について活発な議論が行われました。

 

第2回(令和7年10月3日)

第3回(令和8年1月22日)

減災まちフェスタ2025(令和8年3月14日)

 

 

お問い合わせ

市民生活部危機管理課危機管理係

電話番号:0566-71-2220

ファクス番号:0566-71-2295