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更新日:2016年4月18日

矢作川水源の森分収育林事業

安城市は長野県根羽村の「矢作川水源の森」計画に協力して、平成3年度から平成33年度までの30年間「山のオーナー」として森林の共同経営(「矢作川水源の森」分収育林事業)をしております。

森林は、根羽村の南東部、茶臼山の北斜面で標高1,000mから1,300mの高さにあり、面積は48.21haで、安城市野外センターに隣接し、矢作川の最上流部になります。

この森林は、「矢作川水源の森」となる以前は、矢作川源流域の根羽村と飯田営林署が昭和8年に植林した官行造林で、既に60年近くたつヒノキなどが大きく育ち、近々に伐採されることになっていました。

しかし、伐採されることにより山そのものの崩落の危険性並びに景観破壊等を心配した根羽村では、茶臼山山麓の新たな伐採を取り止め、飯田営林署から払い下げを受けて残すことを決定しましたが、経済的負担について問題が残りました。そこで明治用水土地改良区を通して、近くに野外センターをもつ矢作川下流域の安城市に協力を求めてきたものであります。

安城市としましては、矢作川は母なる川でありますし、矢作川の水を源として明治18年に明治用水が開さくされ、キツネの住む安城ケ原が見事な美田と変わり、日本デンマークと称される農業地帯となりました。また、安城市野外センターを建設するときには、根羽村の大変なご協力をいただいており、安城市内の全ての中学生や市民が自然にふれあう学習体験をしております。こうしたことから矢作川の最上流の水源涵養と、森林保護のほか、野外センター周辺の環境保全にも役に立つとして、「山のオーナー」として森林の共同経営(「矢作川水源の森」分収育林事業)に参加することになりました。

根羽村と取り交わした契約の内容は、つぎのとおりです。

  1. 契約の存続期間は契約締結の日から平成34年3月31日までとする。
  2. 契約対象樹木は共有とし、その持分割合は2分の1ずつとする。
  3. 30年間にわたり現在あるヒノキ林等を安城市と根羽村で維持管理する。
  4. 森林の管理費用並びに将来伐採したときの収益は2分の1ずつとする。
  5. 払い下げを受ける立木代等の費用は、安城市と根羽村で2分の1ずつ負担する。

なお、この分収育林契約は、平成3年4月森林法に新たに付け加えられた「森林整備協定」に基づく全国初めての契約であります。

この森林の共同経営の目的は、矢作川の最上流にあるために水資源の涵養と森林を保護することですが、安城市野外センターと隣合わせであるため、この環境を活かして、安城市民が自然の中で森林浴や散策を楽しむことも目的とし、現在は林道等の整備も進めております。

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電話番号:71-2210