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更新日:2016年10月28日

全国学力・学習状況調査結果(平成28年度)

平成28年4月29日に小学校6年生と中学3年生を対象に実施された全国学力・学習状況調査の結果を分析しましたので、お知らせします。

1調査への参加状況について

学校種別

校数

参加児童生徒数

小学校

21校

1,820人

中学校

8校

1,853人

合計

29校

3,673人

2教科に関する調査の結果から

全国学力・学習状況調査の対象であった小学校6年生と中学校3年生全体の状況を、全国公立学校全体の状況と比較して、教科別・区分別に「たいへんよくできている」「よくできている」「おおむねできている」「やや劣っている」「努力を要する」の5段階で示し、それぞれの教科で優れている内容と課題のある内容及び各視点からの分析結果を紹介する。

 

<小学校6年生の状況>

 国語A(主として知識)「おおむねできている」

  ・ローマ字を正しく書いたり、読んだりすることに優れている。

  ・用紙全体との関係に注意し、文字の大きさや配列などを決めることの優れている。

  ・5年生までに習った漢字を正しく読む力に課題がある。

  ・目的や意図に応じて、収集した情報を関係づけながら話し合うことに課題がある。

  ・登場人物の人物像について、複数の叙述を基にして捉える力に課題がある。

 国語B(主として活用)「やや劣っている」

  ・目的に応じて、質問したいことを整理する力に優れている。

  ・目的や意図に応じ、表を基に自分の考えを書くことに課題がある。

  ・目的に応じ、文章の内容を的確に押さえ、自分の考えを明確にしながら読むことに課題がある。

 算数A(主として知識)「おおむねできている」

  ・除数を被除数に同じ数をかけても商は変わらないことの理解に優れている。

  ・小数の除法の計算をすることに優れている。

  ・示された場面を適切に読み取り、全体の人数を求める式に表すことに優れている。

  ・三角形の底辺と高さの関係の理解に課題がある。

  ・直方体における面と面の位置関係の理解に課題がある。

  ・1を超える割合を百分率で表す場面において、基準量と比較量の関係の理解に課題がある。

 算数B(主として活用)「おおむねできている」

  ・示された数の関係を式に表して、答えを求めることに優れている。

  ・グラフを根拠に、示された事柄が正しくない理由を記述に優れている。

  ・示された式に数値を当てはめて目標タイムを求めることができることに課題がある。

  ・単位量当たりの大きさを求めるために、他に必要な情報を判断し、特定することに課題がある。

<中学3年生の状況>

 国語A(主として知識)「おおむねできている」

  ・文脈に即して漢字を正しく読むことに優れている。

  ・語句の意味を理解し、文脈の中で適切に使うことに優れている。

  ・歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直して読むことに優れている。

  ・文章を読み返し、文の使い方などに注意して書くことに課題がある。

  ・辞書を活用し、漢字が表している意味を正しく捉えることに課題がある。

 国語B(主として活用)「よくできている」

  ・文章の中心的な部分と付加的な部分とを読み分け、要旨を捉えることに優れている。

  ・目的に応じて文章を要約することに優れている。

  ・文章の展開に即して内容を理解することに優れている。

  ・目的に応じて、必要な情報を読み取ることに優れている。

 数学A(主として知識)「たいへんよくできている」 

  ・分数と小数の情報の計算ができることに優れている。

  ・自然数の意味の理解に優れている。

  ・数量の関係を表す式を、等式の性質を用いて、目的に応じて変形できることに優れている。

  ・簡単な一元一次方程式を解くことに優れている。

  ・垂線の作図の方法についての理解に優れている。

  ・空間における直線と直線との位置関係の理解に優れている。

  ・数量の関係を捉え、比例式をつくることに優れている。

  ・多角形の外角の和の性質の理解に優れている。

  ・三角形の合同条件、命題の逆を理解に優れている。

  ・証明の必要性と意味を理解に優れている。

  ・比例や反比例の関係を式で表し、変化量を求めることに優れている。

  ・資料を整理した表から最頻値を読み取ることに優れている。

  ・簡単な場合において、確率を求めることに優れている。

 数学B(主として活用)「よくできている」

  ・与えられた情報から必要な情報を適切に選択し、数量の関係を数学的に表現することに優れている。

  ・自柄を判断し、その自柄が成り立つ理由を数学的な表現を用いて説明することに優れている。

  ・与えられた情報から必要な情報を選択し、的確に処理することに優れている。

  ・事象を数学的に解釈し、問題解決の方法を数学的に説明することに優れている。

  ・問題場面における考察の対象を明確に捉えることに優れている。

  ・計算の過程を振り返って考え、数当てゲームの新しい手順を完成することに優れている。

 

3質問紙調査の結果について(生活や経験について)

全国と比較して肯定的な回答(「している」「どちらかといえば、している」)をした児童生徒の割合が高いものと低いものの主なものを列記する。

 小学校6年生の状況

  ・毎日、朝食を食べている児童の割合が高い。

  ・地域の行事に参加している児童の割合が高い。

  ・家で、学校の授業の復習をしている児童の割合が極めて高い。

  ・学校のきまりを守っている児童の割合が高い。

  ・読書が好きと答える児童の割合が高い。

  ・午後9時~10時までに寝ている児童の割合が高い。

  ・家で、自分で計画を立てて勉強をしている児童の割合が低い。

  ・先生は、あなたのよいところを認めてくれると感じる児童の割合が低い。

  ・前学年までの授業で、目標を示されたと感じる児童の割合が極めて低い。

  ・国語の授業を好き、分かると感じる児童の割合が低い。

  ・自分の考えが上手く伝わるように、資料や文章、話の組み立てなどを工夫して発表していたと感じる児童の割合が低い。

 中学校3年生の状況

  ・家で学校の予習や復習をしている生徒の割合が極めて高い。

  ・家で予習・復習やテスト勉強などの自主学習において教科書を使っている生徒の割合が高い。

  ・友達の前で自分の考えや意見を発表することが得意と感じる生徒の割合が高い。

  ・新聞を読んでいる生徒の割合が高い。

  ・地域社会などでボランティア活動に参加した生徒の割合が高い。

  ・学校の規則を守っていると答える生徒の割合が高い。

  ・数学が好きと答える生徒の割合が高い。

  ・数学の問題の解き方が分からないときは、諦めずにいろいろな方法を考える生徒の割合が高い。

  ・将来の夢や目標を持っている生徒の割合が低い。

  ・友達同士で話し合って学級のきまりなどを決めていると感じる児童の割合が低い。

  ・話合いの活動で、自分とは異なる意見や少数意見のよさを生かしたり、折り合いをつけたりして話合い、意見をまとめている生徒の割合が低い。

  ・先生は授業やテストで間違えたところや、理解していないところについて、分かるまで教えてくれると感じる生徒の割合が低い。

  ・前学年までの授業で、授業の目標が示されたと感じる生徒の割合が低い。

 

4学力と学習状況との相関関係から(これまでの取り組みを踏まえ)  

  ・小学校の国語においては、漢字を正しく書くことは改善し、読むことは課題が残る。今後も基礎基本の定着を図るために、反復練習や確認テスト等を通じて個の状況を把握しながら進める。

  ・目的に応じた文章の読み書き、資料の収集や選択に課題が見られるため、他教科や総合的な学習の時間などにおいても、文章や資料をまとめる活動や調べたことを話し合う活動の中で、目的意識をもたせるような工夫をする。

  ・小学校の算数においては、基礎的な四則計算等については改善が見られたが、図形等の問題に課題が見られた。日常にある図形や具体物を授業に取り入れるなど、作業的・体験的な活動を取り入れるようにする。

  ・中学校の国語においては、語句の意味の理解や文脈に即して漢字を使うことができ、文章の要旨をとらえることに優れている状況が見られる。今後も、資料から適切な情報を得て自分の考えと結びつけて考えていく活動を充実する。

  ・中学校の数学においては、優れている項目が多いため、教科の学習内容と生活との関連を図り、事象を数学的に説明する力が向上するような授業づくりに継続して取り組む。

  ・中学校においては、家庭学習の充実(予習や復習)に改善傾向が見られている。小学校の段階から、「計画を立てて学習する」ことを、学校と家庭が協力し、習慣化していく。

  ・調べたことを話し合う(学び合い)活動を積極的に進めていく中で、さらに、先生や友達、家族との対話を大切にし、自分の意見を表現する時間を多くもつようにする。家庭では、興味関心をもっている内容に、「詳しく教えて」のように、上手に話ができるような声かけなどを啓蒙していく。

  ・1週間の中で、児童が学校図書館等を利用する回数の割合が全国平均よりも高い傾向が見られた。引き続き、読書環境を整備し、読書に親しむ子どもを育てる。

  ・1日あたりにゲームやテレビ、スマートフォンを長く利用している割合は、全国と比べると高い傾向が見られるが、市としては減少傾向が見られる。児童生徒が「安城ケータイ・スマホ宣言」を自主的に意識するような活動(児童・生徒集会等)を支え、より学校・家庭・地域が連携した取り組みを行っていく。

  ・自分の考えを説明したり、グループで考えを伝え合ったりするなかで、子ども同士が学び合い、学習を深めていく。このような協働学習や課題解決学習の際に、ICT機器を積極的に活用する。

 

  ・すべての子どもが自分のよさを実感し、いじめをしてはいけないと考えるように、道徳をはじめとする様々な教育活動を推進していく。

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